ここでは、富士桜高原麦酒の醸造士のビール醸造に対する考えや
仕事内容(製造工程)などについて紹介します。

まず最初の一杯に・・・
 今年も寒さの厳しい冬がやってくる。それでもお酒を飲みに行った時、多くの人はまず最初の一杯にビールを注文する。どんなに寒かろうと、まずは冷えたビールが飲みたいのだ。
 日本人は相当ビールが好きな人種だと思う。特に最近は様々な種類の“ビール”が発売され、我々を喜ばせてくれる。麦芽100%、厳選された素材を使って造ったプレミアムビールから、麦芽の比率を抑えた発泡酒、そして麦芽をまったく使わずに醸造した、第3のビールなんていう物も…。麦芽をまったく使わずに“ビール風の飲み物”を造ってしまうなんて恐れ入ってしまうが、逆に言うとそれだけ日本人はビールが好きなんだ。
 さて、“地ビール”はどうかと言うと、近年その評価は高まり、国際的にも高い評価を得ている。素材にこだわり、地元の水を使い、仕込みから出荷するまで愛情を注がれた味わい豊かな小規模生産のビール。小規模だからこそ出来る繊細な味わいがそこにはある。
 この冬、富士桜高原麦酒から限定醸造の“ヴァイツェンボック”が発売になる。華やかなヴァイツェンをベースに、カラメル麦芽などを贅沢にブレンドして醸造した、冬季限定のスペシャルビールだ。
 まず最初の一杯に――、そんな繊細で味わいの深いビールを飲んでみてはいかがだろうか。
2007年12月
富士桜高原麦酒 醸造士 荒井 竜彦

ビール祭り
 ビール祭りと言えば、ドイツのミュンヘン市で9月中旬〜10月上旬にかけて行われる「オクトーバーフェスト」が最大にて最も有名です。それを真似て、世界のあちこちの町でオクトーバーフェストと称したビール祭りが開催されております。
 シルバンズでも、「富士桜高原ビール祭り」を開催し、皆様に楽しんで頂こうとスペシャルビールをご用意致しました。レギュラービールの【ピルス・ヴァイツェン・ラオホ】に加え、スモークモルトを使用して仕込んだオリジナルビール【森のヴァイツェン】、昨年の初冬に仕込んだ【さくらボック】を樽内超長期熟成させたビールをこのお祭りで抜栓します。このビールのスタイルはドッペルボックと呼ばれ、通常の2倍の原料を使用し比重・アルコール度(7.5%)が高いビールです。この為、長期熟成に耐え、一層深みを増したビールに育ちました。
 いつもは新鮮なビールをお勧めさせていただいておりますが、このビールだけは別格です。ぜひ、ご賞味いただき、シルバンズのビール祭りをお楽しみ下さい。
2007年9月
富士桜高原麦酒 醸造士 古屋 和彦

新たな挑戦が始まる
 ジャパン・アジア・ビアカップ2007にて、富士桜高原麦酒が9年連続受賞を果たす事が出来た。
ビールのオリンピック『ワールド・ビアカップ』の審査も務める審査委員長は「昨年も世界のトップクラスのビールがあったが、今年は更に品質が向上し、日本の地ビールは欧米の水準を超えた感があり、世界水準のビールになった」との評。
その中で、連続受賞の日本記録を更新したことは、誇りであり、自信にもなった。
しかし、ラオホが樽部門で受賞できなかったことは非常に悔しく、私自身満足できる結果ではない。だからこそ、来年は両部門での受賞と10年連続の記録を視野に"世界トップクラス"のビール造りを目指す。
また、地ビールとは本来、地元で愛され、当地で味わっていただきたいビールです。
皆さんが"おいしい"と笑顔で飲んでいただけることが私たちの励みとなり力となります。
これからも富士桜高原麦酒の応援を宜しくお願いいたします。
シルバンズで皆さんの笑顔をお待ちしております。
2007年6月
富士桜高原麦酒 醸造責任者 宮下天通

富士桜高原麦酒からの春便り 〜さくらボック新登場〜
 『さくらボック』は長期熟成ビールで、寒さの厳しい12月に仕込み3ヶ月以上もの期間をかけて熟成させることで、アルコール感やモルトの持つ旨みを引き出したプレミアムビールです。
 ドイツビールで僕の大好きな"salvator"という高アルコールビールがありますが、その味わいはまさに"さくらボック"で、数種類の麦芽をブレンドすることで甘味・苦味・香りの楽しめる上品かつ贅沢なビールに仕上がりました。
 また、日本最大級の「ジャパンビアカップ」でも5年連続受賞し、昨年も金賞に輝いた味わいは、本場ドイツのビールにも負けない自信があります。


寒さが和らぎ、春の訪れとともに登場する『さくらボック』を味わいに、シルバンズへお出かけ下さい。ご来店を心よりお待ちしています。
2007年4月
富士桜高原麦酒 醸造士  山本 努

正直に言うと・・・

 正直に言うと、ビールって、いつも飲んでるあのビールだけがビールだと思っていた。
黄色く透き通っていて苦味の強い、あのビールだ。
しかし実際に造り手となり、様々な経験を積むうちに「実はビールほど多種多様で振り幅のあるアルコールは他にないんじゃないか?」という答えに行き着いた。
フルーティで華やかな香りのするビール、チェリーを漬け込んだカクテルのようなビール、驚くほど酸っぱいビール……。
どれもこれも"ビール"だった。初めて飲んだ時は、自分の中の既成概念を覆されるほどの驚きと感動があった。
 冬の寒さが厳しい北ヨーロッパの人々は、昔から冬の寒い時期になるとハイアルコールのビールを飲んで体を温めていた。
シルバンズでも冬季限定のスペシャルビール"ヴァイツェンボック"を仕込み、クリスマスシーズンに発売します。
寒さがより一層厳しくなるこの季節に、普段とは一味違う贅沢なスペシャルビールを飲んでみてはいかがでしょうか?
新鮮な驚きと共にまた違う楽しみを発見できるかもしれません。

2006年11月
富士桜高原麦酒 醸造士 荒井 竜彦

ミュンヘンのオクトーバーフェスト oktoberfest-MUNICH

 オクトーバーフェストは1810年より開催され、現在では、毎年650万人もの観光客が訪れる、世界でもっとも有名なビールの祭典です。
 ミュンヘンにある醸造所のみが出店し、9月の第3土曜日から10月の第1日曜日までの2週間の会期で開催され、なんと5,000kl以上のビールが消費される世界最大のビール祭りです。
 醸造設備のなかった時代には、ビールの醸造は冬季のみに行われていました。そこで、シーズン最後の3月に仕込まれたビール(3月を意味する"メルツェン")は夏の暑さで劣化しないように強いアルコール度数で、秋のオクトーバーフェストに楽しんでいたのです。
 今ではこの祭典が、世界の至る所で模倣され、形を変え「ビールのおまつり」として楽しまれています。
 シルバンズでも、9月23日・24日に「シルバンズ・オクトーバーフェスト」を開催しますので、ドイツ料理とオクトーバーフェストを記念して醸造致しました"森のヴァイツェン"を味わいに、ぜひご来店下さい。私どもがタンク満タンにビールを仕込んで、お迎え致します。

2006年9月
富士桜高原麦酒 醸造士 古屋 和彦

受賞への想い

1998年に富士桜高原麦酒が誕生し、翌年に日本で最大級のビアコンペティションである「ジャパン・ビアカップ」にエントリーし、見事初受賞。
自分たちの造るビールが地ビール業界でトップクラスであることを認めてもらえた瞬間である。このときの喜びと体の内から湧いてくる熱い想いは今でも忘れられない。
しかし、自分たちは受賞が目的でビールを造っているわけではない。
自分たちの造ったビールをお客様が飲んで喜ぶ顔が見たいから造っている。
そんな自分たちのビールへのこだわりや想いをビールに注ぎ込んだ結果が"受賞"という形となっている。
1999年より続いた受賞は今年で8年連続となり、この記録は日本で唯一「富士桜高原麦酒」だけである。
今では、「お客様の喜ぶビールを造りたい」という想いに加え、「連続受賞をしなければならない」という強い責任感も芽生え、ビール造りの励みとなっている。
ぜひ、自分たちの想いのこもったビールをシルバンズでご賞味下さい。

2006年6月
富士桜高原麦酒 醸造責任者 宮下 天通

さくらボックの歩みが、僕の醸造士としての歩み。

何も分からなかった僕が醸造士になって4年になります。
さくらボックは、僕が入社した年に誕生したビールで、ともに歩んできたこのビールには特別な愛着があります。
さくらボックは、日本最大級の「ジャパン・ビアカップ」で4年連続受賞し、多くの方にその味を認めていただいております。
醸造士の仕事はビールの醸造と掃除が大半を占めます。
ビール製造ではビールが発酵しているところを目で見る事が出来るので発酵の状態を目や鼻で確認しビールのアクをすくったり温度の調整をします。ビールに話しかけながら仕事をしているので毎日が非常に楽しいです。
僕も醸造士として、日々進化する富士桜高原麦酒たちと成長しています。
ビールは活きています。さくらボックもただいま熟成中です。
4月上旬には皆様にお届けできますので、
ぜひ、シルバンズに飲みに来てください。
お客様に美味しく飲んでいただけることが何よりの励みです。
ご来店をお待ちしています。

2006年3月
富士桜高原麦酒 醸造士 山本 努

思いが伝わるビール。それが旨いビールだ。

造り手の思いまでが伝わってくる味。それが旨いビールだ。
本場ドイツで初めて飲んだビールは、ひと口飲んだだけで醸造士の熱い思いが感じられた。
自分もそんな造り手の心意気を感じてもらえるビールを造りたいと思った。
ドイツで自らが感じ得たビールへの思いを胸に挑んだ初めての仕込み。思い描いていたとおりのビールができた時の喜びは、今も忘れられない。
その気持ちは今も変わらず心にあり、ビール造りの原点になっている。
ビールに完成品はない。もっと旨いビールを造りたい。
その挑戦に終わりはない。
ビール片手に陽気に楽しむ人たちの輝く笑顔が、明日へのパワーだ。その笑顔に出会うため、今日も思いを込めて仕込む。

2005年
富士桜高原麦酒 醸造責任者 宮下 天通




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