春のイベント☆伝統行事で歴史探訪!

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桜の開花が進む富士五湖地域ですが、イベントは桜のお祭りだけではありません!富士山世界文化遺産の構成資産に登録された神社、山梨の武将武田信玄に縁のある神社で行われる伝統行事をご紹介します。春のうららかな日差しの中で、勇壮に、そして厳かに行われる伝統行事で富士五湖地域の歴史に想いを馳せるのも一興ですよ。

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富士山の噴火を鎮めるために建立された「河口浅間神社」~稚児の舞~

「河口浅間神社」は富士山世界文化遺産の構成資産のひとつとして登録されている神社です。864年に起こった富士山の噴火を鎮めるために建立されたと言われており、境内には「七本杉(ひちほんすぎ)」と呼ばれる7本の御神木(山梨県指定の天然記念物)がそびえ立ちます。子孫繁栄や縁結びの御利益があるとされる密かなパワースポットでもあります。
そんな「河口浅間神社」の春の例祭で行われるのが「稚児の舞」。富士山の噴火を鎮められた神様に奉納する舞です。山梨県指定の無形文化財にもなっているこの地域の伝統的な舞で、小学6年生くらいまでの女の子たちが神前で笛などの演奏に合わせて数人で踊ります。
あどけない少女たちの一生懸命な舞に、きっと神様も心を奪われていることでしょう。「稚児の舞」を見たあとに境内を散策すれば、身も心も清められるに違いありません。

開催日:2018年4月25日(水)
会場:河口浅間神社

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河口湖駅より路線バス甲府行き、または大石プチペンション村行きに乗り「河口局前」下車。

武田信玄も崇拝した神社「冨士御室浅間神社」~春の例大祭~

全国的にその名を知られる武田信玄。山梨では、敬意と愛着をもって「信玄公」と呼ぶ人が多いのをご存知でしょうか。そんな山梨県民に愛される武田信玄と深い縁を持つのが河口湖の湖畔にある「冨士御室浅間神社」。富士山周辺では最古と言われるほどの由緒正しい神社です。そして春の訪れを祝うお祭りとして催されるのが「春の例大祭」です。
当日は春の訪れを祝うお祭りにふさわしく屋台も出るなど、お祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。
武田信玄が歩いた“かも”しれない境内を、ゆったり散策してみてはいかがでしょうか。

開催日:2018年4月25日(水)
会場:冨士御室浅間神社境内

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河口湖駅からレトロバス西湖・青木ヶ原線に乗り約12分。冨士御室浅間神社で下車。

まるで戦国絵巻!~甲斐の勝山やぶさめ祭り~

冨士御室浅間神社とすぐ近くにあるシッコゴ公園で開催されるのが「甲斐の勝山やぶさめ祭り」。「流鏑馬(やぶさめ)」は全国的にも神事として奉納される伝統的な行事のひとつで、山梨県内でも数ヵ所で開催されますが、そのうちのひとつがこの「甲斐の勝山やぶさめ祭り」です。
「甲斐の勝山やぶさめ祭り」は900年以上の歴史があり、1度は時代の流れの中で中断されたものの84年ぶりに復活を遂げ、現在はふるさと祭りとして地元住民にも愛されるお祭りです。
当日は、出陣式、馬上行進、騎射、凱陣之式の流れで執り行われます。武将の装いで馬に乗った射手が目の前を通る馬上行進は、見ているこちらも気持ちが高ぶります。そしてメインイベントである騎射では、疾走する馬上からかぶら矢を射る射手の姿は圧巻です!矢が的を射抜いた瞬間には「おぉ~!!」と会場も盛り上がります。
騎射の後に行われる凱陣之式では、神社に戻り勝どきをあげ、武士の勇壮な伝統を伝える行事が締めくくられます。

出陣式は午後に始まりますが、午前中でも射手の練習風景を見られるので終日楽しむことができます。会場では甘酒や豚汁が振舞われますが屋台はありませんので、お弁当を持っていくのもおすすめです。

開催日:2018年4月29日(日)
会場:冨士御室浅間神社、シッコゴ公園

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河口湖駅からレトロバス西湖・青木ヶ原線に乗り約12分。冨士御室浅間神社で下車。

パワースポット「北口本宮冨士浅間神社」~初申祭~

「北口本宮冨士浅間神社」は1900年以上の歴史を持つ富士五湖地域でも有数の古社です。参道の両脇には大きな杉が立ち並び、その空気は神聖な領域であることを感じさせます。参道の先には、木造日本最大とされる「冨士山大鳥居」、彫刻の美しい手水舎、大きさにため息が出るほどの拝殿があり、富士五湖に来たならぜひ参拝したい神社のひとつです。
そして、恋愛成就・縁結び・悪縁断ち切りなどに御利益があると言われ、パワースポットとしても知られるようになりました。
この「北口本宮冨士浅間神社」では、毎年5月5日に「初申祭(はつざるさい)」が行われます。言い伝えによると、富士山は孝安天皇96年に初めて雲霧から姿を現したと言われ、その年が庚申(かのえさる)だったことから、申の年や申の日を縁起として例祭が行われるようになったそうです。その例祭の日を旧暦4月の最初の申の日と定められたことで「初申祭」と言われていましたが、その後太陰暦から太陽暦への変化などに伴って明治42年からは5月5日に行われるようになったのだそうです。
太陰暦から太陽暦への変化を知るお祭りと聞くと、このお祭りの歴史を改めて感じますね。

当日は、普段“摂社”に祀られている三体の猿を祭壇に移す神事から始まります。その後、山梨県指定の無形民俗文化財である「冨士太々神楽」の奉納が始まり、1年のお祭りの中で最も多くの舞を奉納するのだそうです。神楽の他に弓道大会なども奉納され、お餅つきや屋台が並ぶなどたくさんの人で賑わいます。「神様をお招きしてご奉仕し喜んでいただく」という神社ならではのお祭りを楽しめます。

開催日2018年5月5日(日・祝)
会場:北口本宮冨士浅間神社

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富士山駅を発着する「馬返バス」に乗り約10分。浅間神社で下車。
※夏期以外は土日祝日を中心に運行していますが冬期は運行がありませんのでご注意ください。

300年前にタイムスリップ!?~本栖公家行列~

「本栖公家行列」は300年もの昔から続く古いお祭りとしてこの富士五湖地域に伝わっています。徳川家康から命を受けて本栖関所(山梨県と静岡県の境)で警備にあたった渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)という人物が、若者の士気を高めるために始めたと言われる伝統行事です。

毎年5月17日に行われ、公家行列に扮した若者たちが本栖湖畔にある山神社を出発して国道を練り歩きます。その姿はあでやかで、威勢のよい掛け声で奴(やっこ)が小気味よく槍を操る姿や槍を交互に投げ合う妙技には目を見張ります。
行列の先頭の花飾りはお守りとして配られていて、その時にお賽銭を包んでお神輿に投げ込むという慣わしが残っています。また、お祭りの準備を男性だけで行ったり、前日には身を清めるために山神社に泊まったりするなどの伝統も引き継がれていて、300年お祭りを受け継いできた地域住民の方々の想いも伝わってきますね。
2017年に行われた公家行列では、100年ぶりにお神輿を修復して装束も新調したとのこと!新調した装束と一緒に新たな歴史を刻みに行きましょう!

開催日:2018年5月17日(木)
会場:山神社(国道139号の本栖入口周辺)

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河口湖駅から新富士行きのバスで約50分。本栖入口で下車。

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