富士五湖の歩き方 西湖編(夏)

鼻唄
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 富士五湖と言ったらまずどの湖を思い浮かべますか?観光やレジャーと言えば、河口湖や山中湖など有名な湖を思い浮かべる方も多いはず!でも他の湖も魅力的なスポットがたくさんあるんです!
 今回ご紹介するのは、富士五湖のひとつ「西湖」です。10年ほど前に絶滅種クニマスが再発見され話題になった西湖ですが、それだけではなく周辺には、夏の暑い季節でも涼しく過ごせる施設や自然を満喫できるトレッキングコース、富士山の眺望など、家族旅行にもおすすめの施設がたくさんあります。夏休みは西湖へ「涼」を求めて出かけてみましょう!

富士山麓最大級の溶岩洞窟「西湖コウモリ穴」

まず、涼を求めて向かった先は、西湖の西側にある「コウモリ穴」。パンフレットには「他の洞穴と異なり夏でもそれほど冷気を覚えず・・・」と記載されていましたが・・・入口ではまずヘルメットを手渡され、入場ゲートから洞穴へ向かう森の中へ入ります。森へ入っただけでも少し気温が下がった感覚がします。5分程富士の樹海の中を散策すると、コウモリ穴への入り口が見えてきました。

洞穴内部は湿度が高いですが、半袖では少し寒いほどの冷気を感じ、外の猛暑とは違い心地よい涼しさに癒されます。
コウモリ穴は、富士山麓にある多数の溶岩洞窟の中でも最大級の大きさで、総延長は350m以上に及びます。

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洞穴の内部には「溶岩ドーム」や「溶岩鍾乳石」などが多数あり、かがまないと前へ進めない低い場所もあるので、ヘルメット着用必須です。気を付けながら奥へと進みましょう。

以前は、内部が冬でも温暖な為、コウモリが冬眠の場所として多数生息していましたが、環境の変化などで一時減少してしまいました。しかし現在は洞穴内に保護区域などを設け、少しずつコウモリの数も増えてきているようです。残念ながらコウモリは夜行性の為、昼間は滅多に見ることができません。

コースを一周し、洞穴から外へ出るとコウモリ穴の涼しさが体感できるはずです。

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奇跡の魚「クニマス展示館」

西湖コウモリ穴の隣には「クニマス展示館」が併設されています。クニマスは今から70年ほど前に秋田県田沢湖で絶滅した魚ですが、2010年に西湖で発見されました。1935年に放流されたものが、人知れず命をつないでいたのです。

展示館には、西湖の歴史やクニマスの研究を紹介している展示室、発見された経過や泳ぐ映像を見ることができるクニマスシアター、さらに西湖の自然を再現した水槽ではクニマス・ヒメマスなどが観測できます。展示館は入場料無料となっているので気軽に立ち寄ってみましょう。

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コウモリ穴のある西湖ネイチャーセンター~根場浜まで「樹海遊歩道」を散策

西湖のすぐ近くには青木ヶ原樹海が広がっています。先ほどご紹介した西湖コウモリ穴のある西湖ネイチャーセンター案内所では、青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー(有料)を実施しており、青木ヶ原樹海の自然を熟知したエキスパートの解説を聞きながら樹海を歩く事ができます。もちろんガイド無しでも散策できますので、今回は晴れていれば富士山の眺望がきれいな「根場浜」までの遊歩道を散策してみましょう。

 西湖コウモリ穴駐車場横の入り口から樹海の中へ進むとすぐに分岐点があり今回は「野鳥の森公園」方面へ向かいます。樹海遊歩道は整備され歩きやすくなっているのでとても気持ちの良い森林浴を体験できます。樹木と溶岩、苔などダイナミックな樹海の中を散策できます。約1時間のコースでは貴重な動植物に出合えるかもしれません。自然保護の為、遊歩道以外の樹海内に立ち入るのは止めましょう。

残念ながら今回は、到着した目的地の「根場浜」から富士山を望む事はできませんでした。でも樹海遊歩道を抜け、到着した西湖湖畔「根場浜」では涼しい風を感じる事ができました。

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茅葺民家が立ち並び、白い風車が回る「西湖いやしの里根場」

根場浜から5分程歩いた場所にある「西湖いやしの里根場」は茅葺屋根の集落と青木ヶ原樹海、さらに富士山を望む事ができる観光スポットです。

集落にある20軒程ある茅葺きの建物では、お食事や地元の特産品の販売をしている他、季節を感じる陶芸や小物作りの体験教室など、日本古来の懐かしい雰囲気を味わえます。

施設内にはこの時期、白い風車がたくさん飾られた「くつろぎ屋」や、今では懐かしい「水車小屋」、この季節ならではの「風鈴」が飾られていたりと集落を歩くだけでも「涼」を感じられるスポットがたくさんあります。夏休み期間中には「夏の風物詩」のイベントが多数用意されています。どこか懐かしい日本の夏をぜひ体験してください。

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「西湖」には魅力的な自然や施設がたくさんあります。ぜひこの夏の旅行プランにぜひ取り入れてみてください。

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