富士登山解禁から約1ヶ月が経ち、バックパックを背負った方を多く見かけます。富士山の頂上から眺める景色も良いですが、違う山の頂上から富士山を眺めてみてはいかがでしょうか。河口湖の北側にある「黒岳」からは、富士山、河口湖を一望できる絶景の登山スポットです。今回は「黒岳」の登山したときの様子を紹介します。
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「黒岳」ってどんな山?

「黒岳」は富士河口湖町と笛吹市芦川町との境界に位置する山で、周辺に連なる御坂山地の中で最高峰の山です。頂上の標高は1,793mあり、富士山とその麓に広がる河口湖を眺めることができる、展望スポットがあります。「日本三百名山」、「山梨百名山」にも選定されている山です。

「黒岳」へレッツゴー!

登山ルートは「大石地区」から登って「天下茶屋」を目指して下っていくルートがあり、どちらからも登ることができます。今回は河口湖駅から「天下茶屋」までバスを使い、「大石地区」へ下っていくルートで登山しました。
緑の木々が生い茂る道を歩いていくので、大自然のおいしい空気を吸いながら気持ちよく登っていきました。
途中険しい道の場所もいくつかありました。木が倒れていて少し危ない気もしますが、我々は頂上を目指してひたすら歩いていくのみです!
登山中は場所によって木々の間から富士山が見える場所があります。ここから見る富士山でとても綺麗ですから、頂上から見た時はどれだけの感動があるかワクワクしますね!
「黒岳」へは「御坂山」を越えて行きます。どうやらここが「御坂山」の頂上ですね。ここまで来れば残りはあと半分の道のりです!
あと半分の道が長く感じました。崖を登るところもありましたが、時折顔を覗かせる富士山の景色を見て、気持ちを高めながら登ります!
「御坂山」の頂上から約1時間半、ようやく標高1,793m「黒岳」の頂上にたどり着きました!「天下茶屋」から頂上までの登山時間は約2時間半、日帰りで気軽に登れる山ですね!
そして待ちに待った絶景がこちら!若干富士山が雲に隠れてしまっていますが、問題ありません!ここまで登ってきた疲労感よりも達成感の方が勝ります!思わず「ヤッホー!」と叫んでみたくなりますね!
空を見上げるとパラグライダーに乗って空中散歩をしている人もいました。こんないい天気で上空から見る景色は気持ちいいでしょうね!
頂上の景色を満喫した後は下山です。昔よく「お家に帰るまでが遠足」だと言われましたね。ゆっくり下っても2時間半ほどで「大石地区」に降りれます。安全に気を付けながら、下りましょう!

アクセス

  • 富士急行線河口湖駅からバスにて約30分、「天下茶屋」下車
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ライター紹介

富士観光開発(株)