富士登山に挑戦したいけど、何を準備したらいいのかわからない!そんな方のために、富士山登山に必要な服装・装備を紹介します!毎年多くの登山客が訪れる富士山。誰でも登れるというイメージがあるかもしれませんが、やはり日本一の山だけあって一筋縄ではいきません。出発前にしっかりと準備を整えましょう!
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富士登山に行くときの服装・装備は?

富士登山に挑戦する時には、服装や装備・持ち物をしっかりと準備しましょう。
まずは必須のものからご紹介します!
服装の基本は「重ね着」です。富士登山は標高が高くなるにつれてどんどん気温が低くなるため、薄手のシャツ・長袖シャツ・ジャケットといった具合に重ね着をしていきます。
ズボンは速乾性が高いウールや化学繊維素材のものがオススメです。パンツタイプが主流ですが、タイツやゲイターと合わせて履く「登山スカート」も山ガールたちに根強い人気があります。
続いて必須のギア(装備)です。
まずは、登山用のザックと登山靴。靴は足首が隠れるようなハイカットのものが、砂利が入りにくいなど怪我の防止になり良いでしょう。
また、夜間登山用のライトも必携です。両手が空くようなヘッドランプなどがおすすめ。
雨具(カッパ)も必要です。しっかりしたものを用意すれば防寒具代わりにもなります。風が強いので傘やレインコートはNG。
日差し・紫外線対策も重要です。富士山の山頂付近は森林限界を超え、木陰のような直射日光をしのげる場所がありません。帽子やサングラス、日焼け止めを用意しましょう。帽子はなるべくツバが広く、また風で飛ばされないようにアゴひもの付いたものがオススメ。
チョコレートなどの行動食や飲み物も持参するようにしましょう。飲み物などは山小屋でも買うことができますが、値段が高いので注意です。
その他、必要な装備・あると便利な装備のリストは以下の通りです。

●タオル
●携帯電話(万が一の時の連絡用に)
●お金(山小屋での買い物・トイレのチップに)
●ビニール袋・ジップロック(ゴミ袋・ザックの整理に)
●登山地図
●医薬品(常備薬・絆創膏・シップなど)
●酸素スプレー(高山病対策に)
●カイロ

富士山に登れる期間は?寒いって本当?

富士登山ができる期間は、7月~9月のおよそ2か月。夏の一番暑い時期なのですが、標高の高い富士山の気温はとても低いです。
8月の平均気温は、五合目で15℃前後、頂上では5℃前後となります。
特にご来光を待つ間は冷え込みますので防寒対策が必須となります。
防寒具は軽くて暖かいフリースがオススメ。防水・防風性の高い雨具(カッパ)を防寒着として兼用する人もいます。基本的に登山中は長袖のTシャツ+フリース+カッパでちょうど良いくらいです。
ご来光を待つ場合は、寒さを凌ぐために上着をもう1枚用意しましょう。荷物がかさばりはしますが、防寒性の高いダウンジャケットがおすすめです。
手袋やネックウォーマー、厚手の靴下があればさらに安心です。
また、汗をかいたまま歩き続けると体を冷やしてしまいますので、着替えの下着も用意しておきましょう。

富士登山の服装選びでおススメのメーカーは?

本格的に服装・装備を買いそろえたいと考えているなら、アウトドアメーカーの大手「モンベル」がオススメ。
ウェアはもちろん、レインウェアやザック・トレッキングシューズといった登山に必要なアイテムが一式そろいます。アウトドアの専門店だけあって高性能で便利が多いのも魅力です。
カジュアルに服装を用意したい人にオススメなのが「ユニクロ」のウェア。
意外と思う方が多いかもしれませんが、手軽に手に入れることができるうえ、防水性・速乾性・軽量など機能性も十分な服が揃っています。ダウンジャケットも軽くてコンパクトなものがあったりします。おしゃれな服が多いのもポイントです。

服装に費用をかけたくなければレンタルで

ここまで紹介してきたように、富士山登山には必要なものが意外と多い!一から購入しようとするとかなりの金額になってしまいます。
そんな時にはレンタルを活用するのも1つの手です。河口湖駅前のアウトドアレンタルショップ「そらのした」では、モンベルをはじめとした一流メーカーのウェアやギアをレンタルすることができます。ザックや防寒着、ゴアテックスモデルの雨具などが入った初心者用7点セット(総額10万円相当)が1泊2日で13,480円など、リーズナブルに登山用品を準備できます。

6月、10月に富士山へ行くときは?

富士山の登山シーズンは7月~9月ですが、雪さえなければ閉山中でも車で五合目までは行くことができます。
高山植物が花を咲かせる5月~6月、もしくは紅葉がきれいな10月に富士山に行きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
初夏や秋に富士山へ行く方も、寒さ対策はしっかり行ってください。山頂まで行かないとはいえ、五合目でも十分寒いです。
高山植物が美しい6月の五合目は、平均気温10℃前後。東京でいえば4月並みの気温となります。ダウンジャケットや厚めのカーディガンは必要になるでしょう。また、「御中道」などでトレッキングを考えている場合は体温調節しやすいような脱ぎ着しやすい服装がおススメです。
富士山の紅葉が見頃を迎える10月は、1日の平均気温が5℃前後と、6月よりもさらに寒くなります。東京などの平地で考えると1月~2月並みの気温です。ダウンコートや手袋など防寒対策を万全にして出かけるようにしましょう。

しっかり準備をして快適な富士山を!

いかがでしたか?日本ではメジャーになってきた富士登山ですが、事前の入念な準備が大切です。登山を快適で楽しいものにするためにも、服装や装備、必要な道具をきちんとそろえましょう!五合目観光の際も暖かい服装をして行きましょうね。
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もっちー