富士山の山頂を目指す登山道は、山梨県の吉田ルート、静岡県の須走・御殿場・富士宮ルートの合計4つ。それぞれの登山道の特徴やポイントを紹介します。
富士山には主に4つのルートがあり、山梨県側では吉田口登山道が有名。静岡県側では富士宮口登山道が有名で、どちらも5合目までバスやマイカーを利用して、そこから登山開始し山頂を目指すことができる。もちろん1合目から山頂まで登ることもできるので、経験者で時間に余裕があるときにチャレンジしてみたい。
ルートを比較する上でのポイントになるのが山小屋。山小屋が一番充実しているのは吉田口ルートで、次に富士宮ルート、初心者にとってはこの山小屋が非常に大事になってくる。山小屋はトイレや食事休憩が取れるなど、設備的には充実しており悪天候や体調不良になった時に利用できるので安心。
【重要】
吉田ルートでは、入山時にチェックシートの提示等が必要です。
富士山の登山道のおすすめと人気ルートは? 4ルートを解説
静岡県側2ルート解説
〇静岡県側 御殿場口ルート簡単説明
■御殿場口ルート:静岡県側の南東側より山頂を目指すルートで、車走行最終地点の御殿場新五合目は標高が低く、山頂までの距離が長い。また山小屋も途中に8軒あるが休館中の山小屋もあるので注意したい。
4つのルート中最も登山者が少ないため静かに登山を楽しめるが、富士山特有の砂利「スコリア」の道が長く、足の疲労感も多い。また景色が変わり映えしないが下山道は途中から砂利道を下る「大砂走り」が楽しめる。登りは7時間程度、下りは3時間程度の行程。
〇静岡県側 須走口ルート簡単説明
■須走口ルート:静岡県側の東側から山頂を目指すルートで、ふじあざみラインの終点の須走口五合目から登る。5合目のスタートから60分程度は森の中を進むので、日差しの少ない中を歩くことができる。また山小屋も途中に4軒と少ないが八合目からは吉田口と合流し山頂を目指す。
4つのルート中で最も登山者が少ないため、静かに登山が楽しめるが、経験者向き。下山道は途中から砂利道を下る「大砂走り」が楽しめる。登りは8時間程度、下りは3時間程度の行程。
初心者おすすめ!人気ルートまとめ
富士山の登るうえでその歴史と登山道の歴史を知っておくと楽しさ倍増?
青木ヶ原樹海と精進湖と赤池
安全に富士山を楽しみましょう!
富士山を登る前に、いろいろな情報や知識を携えると安全性や楽しさが倍増すると思いますので、参考にしてください。
また、登るだけが富士山の楽しみ方ではありません。
是非、富士山をもっともっと知ってもらい不思議な魅力に取りつかれてください。
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