山梨県・富士山麓地域にある河口湖は、観光スポットであるだけでなく、釣りをするために訪れる人も多い湖です。冬に大人気のワカサギ釣りをはじめ、ブラックバスやニジマスなど年間通して様々な魚が釣れます。富士山が見える景観の良さや、河口湖駅が近く都心などからもアクセスしやすいことで、多くの釣り人が集まります。
今回は河口湖での釣りの楽しみ方をご紹介します。河口湖独自のルールもありますので、マナーを守って釣りを楽しみましょう。
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河口湖といえばワカサギ釣り!10月から4月まで楽しめる

【ファミリーや釣り初心者でも楽しめる】
河口湖は冬のワカサギ釣りが有名です。ドーム船と呼ばれるワカサギ釣り用の船に乗って、湖上で釣りを楽しむのが主流です。冬でも内部が温かいドーム船でのんびり釣りをすることができ、子供から大人まで安心・安全に楽しめることから、ファミリーや釣り初心者にも人気がありますよ。
釣り竿のレンタルがあるドーム船も多いため、釣り経験がない方でも手ぶらで気軽に楽しむことができます。
【ワカサギが釣れる時期】
ワカサギ釣りは10月から4月まで楽しめますが、やはり冬の時期に釣果が上がることが多いです。大漁を目指すなら1月から3月上旬頃がおすすめですよ。
また、河口湖は11月になると紅葉が非常に美しく、周囲の景色を楽しみながら釣りをしたい方には秋もおすすめです。

ブラックバスやニジマスなど釣れる魚は様々!狙う際のポイントは?

【釣り人に人気のブラックバス】
河口湖はブラックバスが釣りの対象魚として認められており、ブラックバス釣りができる湖です。河口湖では定期的にブラックバスの放流も行われており、大きなもので50cmを超える個体が釣れることもあるようです。ルアー釣りで大物を狙ってみてください。
なお、ブラックバスは外来生物法により生きたままの持ち出しが禁止されているため注意が必要です。河口湖にリリースするのは問題ありませんよ。
【食用としても人気のニジマス】
ニジマスも河口湖で釣れる人気の魚です。食用としても人気が高い魚ですよ。餌釣りやルアー、フライなど様々な釣り方ができます。河口湖は魚影が濃いと評判で、初心者でも比較的よく釣れます。釣りデビューにいかがでしょうか?
【その他にも様々な魚が】
河口湖にはブラックバスやニジマス以外にも、フナやコイなど様々な魚が生息しています。釣り具を変えてみることで、様々な魚に出会えるかもしれませんよ。

河口湖で釣りができる期間や時間帯は?

【河口湖で釣りができる期間】
河口湖では年間通して釣りが可能です。ただし前述の通り、ワカサギに関しては釣れる時期が決まっており、4月~9月にかけては禁漁期間となりますのでご注意ください。
【河口湖で釣りができる時間帯】
河口湖漁業協同組合が定めるフィッシングルールの中で、夜間の遊漁は禁止とされています。河口湖での釣りは日の出1時間前から日没後1時間の間で楽しみましょう。

レンタルボートを使えば“おかっぱり”以外の楽しみ方も

河口湖の湖畔沿いには「ボートハウス・ハワイ」などレンタルボートのお店が多くあり、陸地や岸で釣りを楽しむ、いわゆる「おかっぱり」だけでなく、湖上に出て釣りを楽しむこともできます。
河口湖では基本的に竿釣りしかできずトローリングなどはNGですが、ボートを使えば釣りポイントが格段に広がります。免許がいらないエンジン船を扱うお店もあるので、利用してみてはいかがでしょうか?

河口湖で釣りをする際に知っておきたいルールや禁止事項

【釣りをするには遊漁券が必要】
河口湖で釣りをする際は、遊漁券及び遊漁税券を購入する必要があります。漁協やレンタルボート店、湖畔の一部のコンビニなどで購入することができますよ。料金は遊漁料+遊漁税で大人1,080円、中学生440円(中学生以下は遊漁税は免除)です。
釣り場は定期的にパトロールが行われているので、購入した遊漁券は必ず見えるところに携行するようにしましょう。
【自然保護のためのルールを守ろう】
河口湖では、環境保全のためにワーム釣りが禁止されています。ニジマスなどの食用魚がいることもありますので、ルールを守るようにしましょう。天然素材のラバージグ・ポークリンドなどは使えるようです。
また、ニジマスは1日15尾までと決まっています。河口湖は非常に人気がある釣り場なので、節度を持って釣りをお楽しみください。

本栖湖や西湖ではヒメマス釣りが楽しめる

富士五湖の中で、本栖湖と西湖はヒメマスを釣ることができる湖です。ヒメマスは3月から5月と、10月から12月の年2回釣ることができる、上品な味の淡水魚です。時期が限定されていて、釣れる場所も限られている魚なので、この時期につりをしようと考えている方はぜひ狙ってみてください。
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もっちー