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近年、御朱印ガールならぬ、御朱印ボーイが急増しているようです。カップルや夫婦で巡られている方も多いですよね!富士山の麓、ここ富士五湖には歴史ある有名な神社がたくさんあるってご存知でしたか?
今回は、地元民が教える、とっておきの神社7選をご紹介したいと思います!みなさんも是非訪れてみてくださいね!
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御朱印とは

では、そもそも御朱印とは、どんなものなのでしょうか?
御朱印とは、神社や寺院において、参拝者に向けて押印される印章・印影の事で、押印の他に、参拝した日付、寺社名・御祭神・御本尊の名前などを墨書きして下さるものをいいます。また、御朱印をもらうために使用する帳面を、「御朱印帳」と呼び、最近はとっても可愛い和柄の御朱印長が多く、これも若い女性が御朱印巡りを始めるきっかけの一つになっていると言われています。

御朱印帳のルーツは諸説あるようですが、有力な説は、六十六部廻国聖にあると言われているようです。正式には、日本廻国大乗妙典六十六部経聖(にほんかいこくだいじょうみょうてんろくじゅうろくぶきょうひじり)と言い、略して六十六部といいます。法華経を六十六部書写して経筒に納め、日本全国66ヶ所を巡って、それぞれの国の代表的な神社もしくは寺院1ヶ所に1部ずつ納経します。この六十六部が納経の証しとして寺社から発給頂くものが「納経請取状」というものです。江戸時代になると、請取状を発給してもらう形から、帳面を持参して記帳押印してもらう形に変わります。これが納経帳(御朱印帳)のはじまりだと言われています。

ところで、御朱印帳を神社用とお寺用で分けた方がよいのか悩んだ事はありませんか?実際、神仏混在の御朱印帳を受け付けてくれない寺院もあるようです。
これは、明治時代に1,000年以上続いた神仏習合を廃し、神道の神社と仏教の寺院をはっきり分けるようにという神仏判然令が発せられたことに所以しているようです。
因みに私は予めお寺用の「納経帳」と神社用の「御朱印帳」に分けています。御朱印を頂く度に帳面を分けた方が良いのかどうか尋ねますが、実際私が今までいった神社やお寺の方々は、特に決まりは設けていないので一緒でもかまいませんと言って下さいます。

富士五湖周辺の御朱印が頂ける神社

1.北口本宮冨士浅間神社(通称:上浅(かみせん))
富士吉田市内には北口本宮冨士浅間神社が上吉田に、小室浅間神社が下吉田にあるため地元では、「上浅(かみせん)」、「下浅(しもせん)」と呼ばれ親しまれています。
1900年の歴史ある古社で、一歩神社へ足を踏み入れると神聖な空気を感じます。参道を進むと正面に本殿と大きな杉の木が見えてきます。巨木はなんと樹齢1000年を超えるそうです!こちらの神社は、富士山の陰の気を受け止めてくれる場所で、陽の場所にある富士宮の富士山本宮浅間大社と併せてお参りすることをおすすめします!御祭神は木花開耶姫命で、恋愛成就・縁結び・悪縁断ち切りなどに御利益があると言われています。こちらでは「北口本宮」と「諏訪」2種類の御朱印が頂けますよ!

北口本宮冨士浅間神社

2.河口浅間神社
1200年も前からこの地に鎮座する歴史ある神社です。参道には樹齢800年を超える巨木が立ち並び、あなたを迎え入れてくれます。神木と言われる樹齢1200年の巨木七本の杉はパワースポットとして有名。御祭神は木花開耶姫命で子孫繁栄や縁結びに御利益があると言われています。裏山にある母の白滝も有名なパワースポットです。

3.富士御室浅間神社
本宮は富士山最古の社で、富士山2合目に鎮座しています。 武田信玄公祈願所としても有名で信玄直筆の古文書なども数多く保管されています。毎年4月には流鏑馬祭りが行われ県内外からたくさんの人が訪れます。御祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)で、安産や家庭円満に御利益があると言われています。本宮と里宮2種類の御朱印が頂けます!

富士御室浅間神社

4.新倉浅間神社
新倉山浅間公園内にある神社です。御祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)で、厄除け・家庭円満・安産などに御利益があると言われています。公園からの富士山ビューは、「世界中のカメラマンが死ぬ前に訪れなければならない21の場所」への選出、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて表紙を飾るなど世界中で有名な日本の風景です。

新倉浅間神社

5.新屋山神社
金運に御利益があると近年大変人気の神社です。御祭神は大山祗命(オオヤマツミノミコト)です。神社内はいくつのも鳥居が並びなんとも幻想的で神秘的な雰囲気が漂います。御神石という不思議な石があり、この石は神様に質問することができる不思議な石だと言われています。三回持ち上げて感じた重さが変われば、速やかに事が運ぶという不思議な石です。是非みなさんもお試しください!

新屋山神社

6.御御嶽神社
富士山五合目にある富士山小御嶽神社は、937(承平7)年に山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(冨士山五合目)に鎮座、創建されました。山岳信仰の霊地として古くから祈りの場として多くの崇敬者や修行者が訪れました。御祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)で木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉です。
こちらでは、「富士山」と書かれた御朱印が頂けます。

7.小室浅間神社(通称:下浅(しもせん))
延暦12年(793)、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の際、この地より冨士山を拝して戦捷を祈り、数々の苦難災いを断ち4年にして大勝し、その後に神の御加護に感謝して建立されたといわれています。
毎年9月には、流鏑馬祭りが開催されます。一般的な流鏑馬と異なり、このお祭りでは、馬が走った後、占人が馬の蹄跡を見て災厄を占う馬蹄占いを行います。


小室浅間神社

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ライター紹介

Katherin