ウィンターシーズンに楽しめるスポーツの中で特に人気が高いスノーボードやスキー。
毎年シーズンインを心待ちにしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
また、これからスノボやスキーを始めてみたいと考えている方の場合、ベストシーズンやおすすめのゲレンデを知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。

「スノボはいつからいつまでできるのか知りたい」
「スノボのベストシーズンはいつか知りたい」
「地域によってスノボのできるシーズンが異なるのか知りたい」

この記事では、スノボのベストシーズンや、時期による混み方の傾向などをご紹介します。
スキー場選びのポイントや、おすすめのゲレンデもご紹介しますので、参考にしてください。
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スノボができるシーズンはいつ?

スノボを楽しむことができるシーズンは、基本的には雪のある冬の間となります。
中には人工雪を使った屋内施設などもあり、季節を問わず滑れるところもありますが、やはり天然の雪で滑りたいという方も多いでしょう。
スノボを楽しむのに最適なシーズンについて解説します。

10月下旬~5月上旬頃まで

地域やゲレンデの状況によって違いはありますが、早いところでは10月下旬頃からオープンするスキー場もあります。
シーズン最初の頃は積雪量もまだ少ないため、人工雪でカバーしたり、ゲレンデの一部だけをオープンしたりといったケースが少なくありません。
本格的にすべてのゲレンデをオープンできるのは、多くのスキー場で11月下旬~12月にかけてが多いようです。
一方で、シーズンが終わるのは意外と遅く、標高の高いところにあるスキー場では4月からゴールデンウィーク近くまで春スキーを楽しめるところもあります。

スノボのベストシーズンは12月末~2月

スノーボードやスキーのベストシーズンと言われているのは、一般的には年末頃から、年が明けた2月頃までです。
特に1月〜2月は雪質が良く、初心者でも挑戦しやすい滑りやすさがあります。
初めてスノーボードに挑戦する方や、ブランクがある方は、このベストシーズンを選んでいくのがおすすめです。
ただし、当然のことながら混雑することが予想されますし、リフト券の料金がトップシーズン価格に変更されているところもあります。
スキー場の混雑状況やリフト券の料金などは、ホームページで確認できます。
コース数やリフト数などゲレンデ情報とあわせて確認しておくとよいでしょう。

スキー場の時期ごとの特徴

スノボが滑れるシーズンは10月下旬頃から翌年春先までと、長い期間楽しむことができます。
それぞれの時期によって、混み具合や雪質、ゲレンデの状況などが変わってきますし、ベストな服装も異なるため注意が必要です。
ここからは、時期ごとのスキー場の特徴やおすすめのウェアなどをご紹介します。

10月~12月頃

シーズン序盤の10月〜12月の時期は、比較的経験がある中級〜上級者が多くなる傾向があります。
この時期はまだ降雪量が少ないため、コース数を絞ってオープンしていたり、人工雪でフォローしてオープンしたりするスキー場が多いことが挙げられます。
特に山の上部に上級者向けコースを置くスキー場が多く、そうした場所のほうが早く着雪するため先にオープンする傾向があります。
そして、毎年何回も滑りに行く上級者の方であれば、シーズン到来を待ちわびて、雪が降ったら早速初滑りを楽しみたいという思いも強いようです。
この時期のゲレンデは、そこまで気温も低くないことが多く、何度も滑っているうちに汗をかくこともあるでしょう。
スキーウェアを着用するのは当然ですが、吸湿速乾性がある素材のインナーや、薄手のものを重ねるなど、汗対策の工夫をすることをおすすめします。

1月~2月頃

ベストシーズンとなる1月〜2月頃のスキー場は、初心者から上級者まで多くの人で賑わいます。
ベストシーズンはリフトも混み合いますし、リフト券の料金も高くなりがちです。
また、近隣の宿泊施設が満室で取りづらいケースも多いので、早めに予約をしておくとよいでしょう。
その代わり、ベストシーズンならではの、さらさらの雪質で滑ることができ、パウダースノーのゲレンデを満喫できます。
この時期は1年を通して一番寒い時期ですので、ウェア下のインナーもしっかりとした防寒対策が必要です。
ニットやフリースなど保温と保湿性があるインナーを選び、ネックウォーマーやキャップ、ヘッドウォーマーなどの防寒アイテムも万全に準備しましょう。

3月~5月上旬頃

3月に入ると、雪が溶けてくるゲレンデが増えてきます。
この時期に雪が残る場所で滑ることを「春スキー」と呼び、スキー場の料金も下がる傾向があるのが特徴です。
お得にスノボを楽しみたい人や、少しでも長く滑りたい人が好んで出かけるシーズンでもあります。
春スキーの時期は、木々が芽吹き始める頃でもあり、一面の銀世界の中で滑るのとは違った景色が楽しめるのも魅力のひとつです。
雪が残るスキー場の気温はまだまだ低いですが、日によっては日差しがあることも多く、汗ばむケースもあります。
スキーウェアの下のインナーには、吸汗速乾性に優れたものを着用するのがおすすめです。

エリア別のシーズンの目安

スノボが始められる時期や、ベストな雪質で滑れる時期は、スキー場の場所によっても少しずつ変わってきます。
スノーボードやスキーに慣れている人は、ゲレンデの雪の状況をチェックして、行き先を決めている方も多いようです。
地域別のシーズンの目安を簡単にご紹介します。

北海道エリア

北海道では降雪時期が早いため、11月下旬頃には大体のゲレンデがオープンします。
ベストシーズンは2月上旬頃で、全国からスキーヤーやスノーボーダーが訪れる人気の場所です。
ルスツやニセコなど、初心者でも滑りやすい広いゲレンデがたくさんあります。
雪質の良さが特徴で、パウダースノーの感触を楽しみながら滑ることができます。
展望がいいスキー場が多いのも特徴で、北海道ならではの広大な絶景を満喫できるのも魅力的なポイントです。

東北エリア

東北地方のスキー場は11月後半ぐらいからオープンし始め、12月後半にはほとんどのゲレンデがオープンしています。
ベストシーズンは1月〜2月頃で、この頃には雪質がかなり良くなります。
東北地方で特に人気があるのが山形の蔵王や岩手の安比高原などです。
山岳地帯が多い東北地方では、連峰の雪景色を楽しめる、ダイナミックな景観が味わえるのが特徴です。

関東エリア

関東地方でスノボが楽しめるゲレンデは、那須高原や上毛高原などの北関東地域に集中します。
他の地方と比べると降雪時期が遅く、多くのスキー場で12月後半頃のオープンとなるのが一般的です。
ベストシーズンは2月上旬頃となっていますが、その時期でも極寒になりにくいことから、子ども連れや初心者の方にも行きやすいのが特徴です。

甲信越エリア

甲信越地方には豪雪地帯と呼ばれる地域が多く存在します。
このことからゲレンデの数も多く、12月にはオープンを迎えるところがほとんどです。
特に長野県は日本一スキー場がたくさんある県とも言われ、軽井沢や志賀高原などが人気です。
ベストシーズンは、雪質がパウダー状になる1月〜2月頃となっていて、多くのスキーヤーやボーダーで賑わいます。
首都圏からのアクセスも良いため、ベストシーズンに行く場合は、早めの予約がおすすめです。

関西エリア

関西地方のスキー場は滋賀県と兵庫県北部に多く、大阪や京都からのアクセスが良いのが特徴です。
但馬地方や氷ノ山、びわ湖バレイなどが人気です。
ゲレンデがオープンするのは12月頃が多く、ベストシーズンは1〜2月頃となっています。
関西のスキー場は、場所によっては電車の便が悪いこともあるため、バスツアーを利用するのもおすすめです。

おすすめのスキー場の選び方3選

数あるスキー場の中で、よりスノボを楽しむためには、どのスキー場に行くのがベストなのでしょうか。
お気に入りのゲレンデがある方なら迷わずに済みますが、初心者や久しぶりに挑戦するという方はどのゲレンデがよいのか迷ってしまうかもしれません。
ここからは、スキー場選びで気をつけたいポイントをご紹介します。

アクセスの良いスキー場を選ぶ

スキーやスノボに出かける際に気をつけたいのが、荷物の多さです。
仮にスキーセットをレンタルで済ませたとしても、ウェアやインナーなどある程度の持ち物は必要になしますし、冬場ですので着替えなどの荷物もかさばりがちです。
マイカーで出かけるのであればさほど気にならないかもしれませんが、バスや電車など公共交通機関を利用する場合には、アクセスの良い場所にあるスキー場を選ぶといいでしょう。
どれだけ素敵なゲレンデだとしても、行き帰りの行程で疲れてしまうと、スノーボードを思い切り楽しめません。

レンタル用品やスクールの充実したところを選ぶ

スノボに出かける際の荷物を減らしたい方、初心者で板やブーツなどスキーセットを持っていない方などの場合は、レンタル用品が充実しているスキー場を選ぶのがおすすめです。
また、スノボの技術に自信がない場合は、スクールなどスノーボードのレッスンがあるところを選ぶと、楽しみながら上達できます。
スキーやスノボは、グループで出かけても滑る時はそれぞれ個人となることが多いでしょう。
初心者の方が同行者に気兼ねなく滑れるのも、スクールを利用するメリットです。

スキー以外にも観光施設のあるスキー場を選ぶ

スキー場を選ぶ際には、アフタースキーも考えて計画すると、より楽しく過ごすことができます。
例えば宿泊施設や、日帰りで行くなら立ち寄り湯ができる温泉施設など、スノボ以外の要素を入れることで旅行感も増し、より良い思い出が作れるでしょう。
観光やグルメなど、周辺に立ち寄れるスポットが豊富なスキー場を選ぶと計画しやすいのでおすすめです。

関東甲信越エリアで気軽にスノボを楽しむなら

関東甲信越地方でスノボを楽しみたいのであれば、群馬北部を中心とした北関東や、長野県、山梨県などにスキー場があります。
ここでは、関東甲信越でのスノボにおすすめなスポットをご紹介します。

ふじてんスノーリゾート(山梨県)

家族旅行やグループ旅行でスキーやスノボを楽しむのにおすすめなのが、ふじてんスノーリゾートです。
ウィンタースポーツに特化したリゾート施設で、富士山をバックにスキーやスノボードを滑ることができます。
また、お子様連れでも楽しめる雪遊びゾーンやそり専用のゲレンデもあり、大人も子どもも楽しく過ごせるスキー場です。
スクールやレンタルセットも充実していますし、関東近郊からの日帰りバスツアーも催行しています。
近くには日帰り入浴が可能な「富士眺望の湯ゆらり」があり、スキーで冷えた体を温泉でポカポカにしてからご当地グルメを楽しむのもおすすめです。

スノボ初心者におすすめのスクール

今シーズンからスノーボードに挑戦する方にも優しいスキー場です。
スクールが充実しており、初心者クラスでは指導経験豊富なインストラクターが滑り方を一から丁寧に指導してくれますし、初心者クラスのレッスンを受講する場合はリフト券が無料になりますので、気軽に参加してみてください。
初心者クラスだけでなく中級や上級者向けクラスなど年代別に様々なレッスンを開校していますので、更なるスキルアップを目指す方にもおすすめです。

ふじてんスノーリゾートのスキー・スノボスクールはこちら
https://www.fujiten.net/school/

ボードやブーツのセットもウェアもレンタルできる

ふじてんスノーリゾートではスノーボードセットもスキーウェアもレンタルしていますので、道具を持っていない方でも気軽に利用することができます。
ただし、手袋やゴーグル、帽子などの小物類はレンタルしていませんので、持参するか売店で購入するようにしましょう。

ふじてんスノーリゾートのレンタル料金や用具の選び方はこちら
https://www.fujiten.net/rental/

初心者も上級者も楽しめるスノーパーク

ふじてんスノーリゾートのスノーパークは初心者から上級者まで誰でも楽しめるよう、チャレンジパーク・コソ練・メインパークの3つのコースが整備されています。
キッカーやレール、ボックスなどのアイテムが満載で、コース全体に10か所以上設置されており、定期的にアイテムが入れ替わるので何度来ても楽しむことができます。

ふじてんスノーパークの詳細はこちら
https://www.fujiten.net/slopeguide/snowpark/

ふじてんスノーリゾート

まとめ

ウィンタースポーツの定番とも言えるスノボを楽しむ人は、冬の到来を待ちわびているのではないでしょうか。
シーズンが近づいてくると、お気に入りのゲレンデのコンディションが気になる方も少なくないかもしれません。
普段からスキー場に通い慣れている方も、あまりスノボをしたことがない方も、気持ちよくゲレンデで滑れたら言うことなしだと思います。
アクセスが良く、周辺施設に恵まれたスキー場を選ぶことで、スキーやスノーボードだけではなく、アフタースキーも満喫できます。
今年の冬は、今まで行ったことがないスキー場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
富士山周辺エリアは、関東圏からも関西圏からもアクセスしやすいため、ぜひスノボやスキーをしに訪れてほしいスポットです。
富士山が間近に迫る迫力ある景観の中で、冬を満喫してください。

関連施設

ふじてんスノーリゾート

ふじてんスノーリゾート

都心から90分、雄大な富士山をバックにスキーやスノーボードが楽しめます。7つのコースには種類豊富なアイテムが揃っており、初心者も上級者も大満足の本格スキー場。雪遊びやそり遊びエリアも常設されているので小さなお子様連れのファミリーにもおすすめです。

富士観光トラベル

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富士山の自然や文化に触れ、誰でも気軽に参加できる体験型日帰りツアーを毎日開催。より便利に富士五湖での観光を楽しんでいただくよう「ふじてんバスツアー」をはじめ、楽々タクシープラン、お荷物預かりサービスなど様々なサービスを取り扱っています。

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富士観光開発(株)