富士五湖エリアでは、今年も8月1日から8月5日までの間5日間連続で花火大会が開催されました。河口湖湖上祭は山梨県内でも、5本の指の内に数えられるほど大きな花火大会で有名ですが、山中湖、西湖、本栖湖、精進湖で行われた花火大会もそれぞれ特徴があり、とても見ごたえがあります。また、富士五湖の花火大会は、広い湖を上手く使って湖面に反射する花火との共演が一番の見どころです。「今年はまだ一度も花火を見れていない!」「来年は富士山周辺の花火大会を見に行こう!」と考えている方は、是非この記事をご覧になってください!
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富士五湖の花火大会といったら・・・「河口湖湖上祭」

富士五湖の中で最も大きな規模で行われるのが「河口湖湖上祭」です。5夜連続の花火大会の最終日に行われるということもあり、約1万発の花火が盛大に打ち上げられます。
水上花火は湖がある場所ならでは演出が際立ちます。半円の花火を打ち上げ、湖面に映る半円の花火と合わせると1つの花火が出来上がるユニークな花火です。カメラのシャッターを切るタイミングが難しかったですが、何とか収めることが出来ました。
なんといっても迫力があるのが最終プログラムの大玉花火の連続打ち上げです。1つ打ち上げられるだけでも綺麗な大きな大玉花火を連続して打ち上げるので、見た目と音の迫力がすさまじいです!今年の湖上祭を撮影した動画を作成したので、興味のある方は是非ご覧になってください!

富士五湖の花火大会のスタートを飾る「山中湖報湖祭」

8月1日、富士五湖の花火大会のスタートを飾るのは「山中湖報湖祭」です。山中湖の花火大会は、その大きな湖を利用して山中・旭日丘・平野・長池の4地区それぞれの場所から花火が打ち上げられます。
メイン会場となる山名地区で打ち上げられる花火は色鮮やかな種類の花火が打ち上げられ、大勢の観客がカメラを向けて撮影しているのが印象的でした。私も負けじと最高の瞬間を撮影するため、タイミングを見ながら必死でシャッターを切っていました。
山中湖でも水上花火が打ち上げられ、湖の特徴を上手く利用して芸術的な花火ができていました。来年も同じ場所で打ち上げられるとしたら、「長池親水公園」付近で撮影するのがおすすめだと思います。天気が良ければ、富士山と花火を一緒に撮ることができる絶好の撮影スポットです!

水の神様を祀る花火大会「西湖竜宮祭」

湖面に浮かぶ灯ろうと花火の共演を楽しめるのが「西湖竜宮祭」です。花火以外の光と一緒に写真を撮ることがこの花火大会です。
花火大会の規模はそれほど大きくなく、富士五湖の他の花火大会と比べて規模も小さく落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。混んでいる中で花火を鑑賞するのが苦手な方には、おすすめの花火大会かもしれません。
色とりどりの花火が約700発打ち上げられ、湖畔沿いの最前列で鑑賞すれば迫力満点の花火を見ることができます。一眼レフカメラで撮影の練習をするのにも、おすすめの花火大会です。

近くで見ても、遠くで見ても良し「本栖湖神湖祭」

「本栖湖神湖祭」は打ち上げ場所から近い湖畔沿いで見ることもできますが、カメラで撮影をしたいなら、打ち上げ場所から少し離れた「みのぶ観光案内所」付近で待ち構えるのがおすすめです。
撮影日は残念ながら雲が多く富士山が隠れてしまいましたが、コンディションが良ければ富士山と本栖湖と花火を1枚の写真の中に収めることができる絶好の撮影スポットです。
撮影当日も大勢のカメラマンがいて私も紛れ込んで撮影していましたが、他のカメラマンに声を掛けられ話しながら楽しく撮影していました。知らない人でもカメラがあれば仲良くなれますね。

音楽と花火が融合した「精進湖涼湖祭」

「精進湖涼湖祭」は花火が打ち上げるタイミングと音楽がマッチして、不思議な雰囲気を味わえる花火大会です。落ち着いた音楽の時には花火も1発づつゆっくりと打ち上げられ、逆に盛り上がる音楽の時には連続して花火が打ち上げられて気分もノリノリです。
子抱き富士ビューポイントの近くから打ち上げられ、大迫力の花火を間近で鑑賞できます。撮影するときに近すぎて少し焦りましたが、なんとか撮影することが出来ました。
精進湖も天気が良ければ富士山と一緒に花火を撮影できます。来年も開催されるなら、一度は訪れて頂きたい花火撮影スポットです。
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ライター紹介

富士観光開発(株)