富士五湖とは


富士五湖それぞれの特徴 大きさや深さは?

山中湖と同様に昔から観光地として広く知られている「河口湖」は、湖畔沿いにホテルや旅館、お土産屋などが立ち並んでいます。標高830mと富士五湖のなかではもっとも低い位置にあり、周辺距離が富士五湖一長い17.4kmです。松尾芭蕉の句や葛飾北斎の「富岳三十六景」にも登場する景勝地です。春の桜や秋の紅葉など四季折々の美しい風景や湖面に映し出される逆さ富士を楽しむことができ、釣りやボートなどのレイクスポーツも盛んです。

富士五湖で一番深い湖で(水深125m)、本州にある湖のなかでも透明度がもっとも高いといわれています。1000円札の裏面のデザインされている逆さ富士のモデルとしても知られる中ノ倉峠展望代からの眺めは絶景で、とりわけ秋の紅葉は見事。冬はヒメマス釣りのメッカとしても知られています。

富士五湖でもっとも小さな湖で、面積は0.8平方km、湖の周辺距離は4.4kmしかありません。富士山が手前の側火山である大室山を抱いているように見える「子抱き富士」が有名で、ヘラブナ釣りやカヌーが楽しめます。

青木ヶ原樹海に囲まれた神秘的な湖。2010年、70年前に絶滅したとされていたクニマスが、さかなクンによって発見されました。また、西南に広がる青木ヶ原樹海にあるコウモリ穴と呼ばれる溶岩洞穴は富士山麓最大を誇り、国の天然記念物にも指定されています。

富士五湖最大の大きさ(面積6.8平方km)であり、富士山に最も近い湖(標高982m)です。天候や気候に関わらず快適にワカサギ釣りを楽しめるドーム船は冬の風物詩で、水上スポーツやレジャーも盛んです。10月下旬~2月にかけてダイヤモンド富士の聖地として多くのカメラマンや観光客が訪れます。
富士五湖周辺のおすすめレジャー・観光スポット


富士山の大自然に囲まれたテーマパーク「富士すばるランド」は、10種類以上のアスレチックなどで構成されるアトラクションエリア「フォレストぱーく」が人気です。自然林を活かしてつくられたアトラクション「自然体験基地どんぐりコース」は、木の上に建てられたツリーハウスまでつり橋を渡って登ったり、クライミングや自然木で作られた輪投げを楽しんだりと、探検気分を味わうことができます。1日かけて親子一緒に楽しめるレジャー施設です。

河口湖から本栖湖方面に向かう途中の鳴沢村にあるスキー場「ふじてんスノーリゾート」は、家族でスキーやスノーボード、雪遊びを楽しむことができます。スキー板やボード、ウェアなどは一式現地でレンタルできるので手ぶらでOK。小さい子供たちでも楽しめる雪遊び場「ちびっこ愛ランド」ではソリや雪遊びが楽しめるほか、子供専用のゲレンデもあるためスキーやスノボーデビューするお子様にもピッタリのスキー場です。
また、ふじてんスノーリゾートは、春から秋にかけてはグリーンスポーツを楽しめるアウトドア施設として営業しています。マウンテンバイクやランニングバイクなどのアウトドアスポーツやゲレンデBBQが楽しめます。

「富士眺望の湯ゆらり」では、富士山の眺望が抜群の霊峰露天風呂やパノラマ風呂をはじめ、炭酸の気泡が優しく体を包む炭酸泉、幻想的なライティングの洞窟風呂など富士山の眺望と趣向を凝らした16種類のお風呂が楽しめます。館内には山梨名物ほうとうや河口湖のB級グルメかっぱめしなどが味わえるお食事処やボディリフレッシュも完備しているので疲れた体をゆっくりと休めることができます。

精進湖から歩いて3分、数年に一度富士五湖に出現する幻の湖「赤池」のほとりにある隠れ家的キャンプ場の「CAMP AKAIKE(キャンプあかいけ)」。広大な敷地にはオートサイトやバンガロー、また初心者でも安心のスペシャルサイトもあり、レンタルも充実しているため手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。
※2020年の営業は11月23日(祝)までとなります。