春夏秋冬、季節ごとに違った魅力がある河口湖エリア。
夏の富士登山や秋の紅葉は全国的に有名ですが、冬の河口湖にはどんな特徴や魅力があるのでしょうか。
今回は、河口湖周辺を冬に訪れる際におすすめのモデルコースと周辺スポットをご紹介します。
冬にしか見ることができない景色や寒い冬だからこそできる体験を紹介しますので、ぜひチェックして、冬の河口湖観光を計画する際に参考にしてみてください。
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冬の河口湖の特徴

まずは、冬の河口湖がどんな気候なのかご紹介します。
モデルコースやスポットの前に、基本的な情報を確認していきましょう。

冬の河口湖の気温は?

河口湖は富士山の北麓に位置し、標高が約850mと高いことから冬の寒さは厳しくなります。
11月下旬ごろから冷え込む日が増え、1月下旬から2月にかけて寒さのピークを迎えます。冬場は氷点下が当たり前の地域なので、訪れる際にはしっかりとした防寒対策が必要です。

12月から2月の気温やおすすめの服装についてはこちらの各記事で紹介しています。
「【12月】富士山周辺のおすすめの服装と写真ギャラリー」
「【1月】富士山周辺のおすすめの服装と写真ギャラリー」
「【2月】富士山周辺のおすすめの服装と写真ギャラリー」

冬の河口湖では雪が降るの?

河口湖では、12月から3月にかけて雪が降ることがあります。常に積雪があるような豪雪地帯ではありませんが、年に数回まとまった雪が降り20~30センチ程積もることもありますので、雪は珍しくないエリアと言えるでしょう。
安全のため、また旅先でのトラブルを防ぐためにも、冬の河口湖観光に車で来るときはスタッドレスタイヤの装着しましょう。積雪がないときでも、気温が低く路面凍結が発生している場合が多いので注意が必要です。
首都圏からのアクセスが便利な河口湖ですが、冬はしっかりと対策をとった上でお越しください。

河口湖の降雪や積雪についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「河口湖は雪が多い?冬の降雪対策やおすすめ雪遊びスポット」

冬の河口湖観光 子供連れにおすすめのモデルコース&スポット

冬の河口湖には大人から子供まで楽しめる観光スポットが数多くあります。
スキーやスノーボードなど冬の魅力を子供たちと一緒に味わえるスポットを盛り込んだモデルコ―スをご紹介します。

【コース】河口湖IC→ふじてんスノーリゾート→富士眺望の湯ゆらり→河口湖IC

ふじてんスノーリゾート

ふじてんスノーリゾートは鳴沢村にあるスキー場です。
標高1285m~1425mに位置し晴天率が高い一方で、気温が低いため良質な人工雪のゲレンデでシーズンを通して快適にスキー・スノーボード・雪遊びを楽しむことができます。

幅が広く緩やかな傾斜の「ファミリーコース」から上級者向けの「ダウンヒルコース」、アイテム豊富なスノーパークなど多種多様なコースがあり、世代や熟練度を問わず滑ることができます。
ふじてんスノーリゾートには子供連れに嬉しいサービスが満載です。
「ちびっこ愛ランド」という子供たちが雪遊びやソリ滑りができるようエリアでは、まだスキーやスノーボードができない子供でも雪の楽しさを味わうことができます。
また、子供専用の「ちびっこスキー・スノボゲレンデ」はゲレンデデビューにぴったりです。

レンタルスキー、レンタルボード、レンタルウェアの品揃えも充実しており、すぐに体が大きくなる子供たちやスキー・スノボに初挑戦というお父さんお母さんにもおすすめです。

スキーやスノーボードのレッスンも随時開催しています。
年代別のクラスレッスンに加え、親子で受講できる「親子スキーキンダーレッスン」やプライベートレッスンなど様々で、インストラクターによるレベルに合わせた丁寧な指導で、1日教われば見る見るうちに上達しますのでぜひ参加してみてください。

家族で冬の河口湖を満喫するなら、ふじてんスノーリゾートは外せないスポットです。

ふじてんスノーリゾート

  • 住所 山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
  • TEL 0555-85-2000
  • 駐車場 あり(約2,500台、土日祝及び年末年始は有料)
  • アクセス 
  • 【車】中央自動車道河口湖ICから車で20分
  • 【バス】富士急行河口湖駅前よりシャトルバスを運行予定
  • ※詳しくは富士観光トラベルHPをご覧ください:https://www.fujikanko-travel.jp/fujiten_bus/
  • 料金 券種によって異なります。詳細はHPよりご確認ください。
  • 定休日 12月中旬~4月上旬のシーズン中は無休(積雪状況によって時期変動あり)
  • 営業時間 8:30~17:00
  • ナイター営業 16:00~21:30 ※土日祝日、年末年始のみ
  • WEB https://www.fujiten.net/

富士眺望の湯ゆらり

家族みんなでふじてんスノーリゾートを楽しんだ後は、日帰り温泉「富士眺望の湯ゆらり」で冷えた体を温めましょう。
富士山を眺めることができる「霊峰露天風呂」や富士山の溶岩洞窟をモチーフにした「洞窟風呂」、ラベンダーなどアロマの香りでリラックスできる「香り風呂」など様々なお風呂が用意されています。

平日は21:00、土日祝日は22:00まで営業しているので、河口湖で観光やレジャーを楽しんだ後に立ち寄るのにぴったりです。
富士眺望の湯ゆらりには地元のグルメや特産品が味わえるお食事処が併設されています。
個室の食事処「お狩場」では、ミニSL列車が料理を運ぶ仕組みになっていて、子供たちが喜ぶこと間違いなしです。
囲炉裏を囲む和室でゆっくりと家族の時間を過ごすことができます。
全部屋掘りごたつになっていて座りやすいので、おじいちゃんおばあちゃんを連れた家族旅行にもおすすめです。
ぜひ旅の締めくくりには富士眺望の湯ゆらりに立ち寄って、お風呂と食事を楽しみながらゆっくりとくつろいでみてください。

富士眺望の湯ゆらり

  • 住所 山梨県南都留郡鳴沢村8532-5
  • TEL 0555-85-3126
  • 駐車場 あり(130台・無料)
  • 料金 
  • 【大人】 平日1,400円/土日祝日1,700円、19:00以降平日1,200円/ 土日祝1,500円
  • 【子ども(4歳~小学生)】 平日750円/土日祝 800円
  • 営業時間 
  • 【平日】10:00~21:00(最終入館20:00)
  • 【土日祝】10:00~22:00(最終入館21:00)
  • 定休日  年中無休
  • アクセス 
  • 【車】中央道・河口湖ICから約10分
  • 【バス】富士急行河口湖駅より約20分(河口湖駅より送迎バスあり)
  • WEB   https://www.fuji-yurari.jp/

ここもおすすめ!富士すばるランド

河口湖には子供連れの観光におすすめのスポットほかにもあります。

「富士すばるランド」は富士山麓の自然を活用したテーマパークです。
巨大な迷路や木々に囲まれたアスレチック、森の中を滑空するスリル満点のアトラクションなどがあり、子供たちが目いっぱい体を動かして遊ぶことができるスポットです。

「うちの子にスキーやスノボは早いかな」
「スポーツが苦手な子でも楽しめるスポットに行きたい」
そんなときはスキー場の代わりに富士すばるランドで子供たちを遊ばせてみてはいかがでしょうか。

さらに、富士すばるランドでは愛犬を遊ばせることができるドッグランが複数用意されています。
子供たちもワンちゃんも家族みんなでぜひ立ち寄ってみてください。

富士すばるランド

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津字丸尾6663-1
  • TEL 0555-72-2239
  • 駐車場 あり(無料・340台)
  • アクセス
  • 【車】中央自動車道河口湖ICから車で10分
  • 【バス】富士急行河口湖駅前より富士桜高原バス(無料)で約15分
  • 料金
  • 1Dayパスポート 大人:3,700円 小人:3,100円 3歳以下:無料
  • ふじのすけチケット(お子様・ワンちゃんの付き添いに必要なチケット)大人小人共通:2,000円
  • 同伴犬 無料
  • 定休日 水・木曜日(GW・祝日・夏休み・年末年始・春休みは除く)
  • 営業時間 (12月~3月)10:00~16:00 (4月~11月)平日10:00~17:00 土日祝9:30~17:00
  • WEB:https://www.subaruland.jp/

冬の河口湖観光 デートにおすすめのモデルコ―ス&スポット

冬の河口湖にはカップルや夫婦で楽しめるデートスポットがたくさんあります。
一緒にスポーツをして仲を深めたり、絶景を二人で眺めたり、ロマンチックな雰囲気のイベントに参加したりとデートにおすすめのモデルコ―スをご紹介します。

【コース】河口湖IC→ふじてんスノーリゾート→西湖いやしの里根場→西湖野鳥の森公園→河口湖IC

ふじてんスノーリゾート

「ふじてんスノーリゾート」は恋人の聖地に認定されていて、恋愛成就のスポットとして多くのカップルが訪れています。
ゲレンデの麓には恋人の聖地であることを示すピンク色のモニュメントがあり、ここで記念撮影をするカップルも多く見られます。
バリエーション豊富なコースで仲良くスキー・スノーボードを滑ることができるのはもちろん、平日限定の富士山展望リフトに乗って展望台に行き、二人で絶景を眺めることもできます。
平日は比較的混雑していないので、眼下に広がる河口湖一帯と後ろにそびえる迫力満点の富士山を二人でゆっくりと楽しんでみてください。360度パノラマの景色はきっと思い出に残るはずです。
もし夜に時間が空いているのなら、ふじてんのナイターでスキー・スノボをしてみてはいかがでしょうか。
週末に営業しているナイターはカップルにぴったりです。
照明に照らされたゲレンデは富士山のシルエットも相まって幻想的な雰囲気が漂います。昼間に比べて人が少ないので、ゆっくりと二人の時間を過ごせるところも魅力的です。

西湖いやしの里根場

スキー・スノボを楽しんだ後は、西湖の西部にある「西湖いやしの里根場」に向かいましょう。
茅葺屋根の住宅が並び日本の原風景が広がる施設で、冬の雪景色は趣深い光景です。
さらに、日本の伝統工芸を体験できる工房でオリジナルのお土産を作ることができるので、デートの思い出におそろいを作ってみてはいかがでしょうか。
さらに、ワンコインで着物や武将の衣装を身にまとえるサービスもあるので、ぜひカップルでコスプレに挑戦してみてください。
施設内には山梨名物のほうとうが味わえる食事処や茶屋などがあるので、ランチをとりながら立ち寄るのにもおすすめです。

西湖いやしの里根場

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710
  • TEL 0555-20-4677
  • 駐車場 あり(無料)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICより約25分
  • 料金:大人【高校生以上】500円 小人【小・中学生】 250円
  • 定休日 年中無休
  • 営業時間 3月〜11月 9:00〜17:00(最終入場16:30)12月〜2月 9:30〜16:30(最終入場16:00)

西湖こおりまつり

西湖から精進湖へと向かう途中にある「西湖野鳥の森公園」では毎年2月に「西湖こおりまつり」という樹氷のイベントが開催されます。
高さ5mにもなる迫力満点の氷のオブジェは見ごたえ抜群です。
日没から夜にかけて行われるライトアップでは、昼間と違う幻想的な雰囲気の中、煌びやかなオブジェを見ることができ、ロマンチックにデートを締めくくることができます。

イベント期間中は会場内に飲食や物販ブースも設けられます。

富士五湖の冬のイベントについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「富士五湖の冬のイベント【2024年12月~2025年2月】」

西湖こおりまつり(西湖野鳥の森公園)

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068
  • TEL 0555-82-2160
  • 駐車場 あり(無料)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICから25分
  • 料金 無料
  • 定休日 木曜 ※こおりまつりは期間中毎日開催
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 開催日程 2025年2月1日(土)~2月11日(火・祝)
  • ライトアップ時間 日没~19時(予定)

冬の河口湖観光 人気のスポットを巡るモデルコ―ス&スポット

目的にこだわることなく人気のスポットを巡りたい方におすすめのモデルコ―スをご紹介します。
自然や歴史、風物詩まで河口湖周辺の魅力をできるだけ凝縮したルートになっています。

【コース】河口湖IC→北口本宮冨士浅間神社→大池公園周辺→河口湖IC

北口本宮冨士浅間神社

まずは富士山の歴史を感じることができるパワースポット「北口本宮冨士浅間神社」からスタートです。
北口本宮冨士浅間神社は富士山の構成資産として世界遺産に登録されていて、1900年以上もの歴史がある富士山信仰の拠点となっている神社です。
スギやヒノキの巨木が並ぶ参道の入り口には大きな鳥居があり、参道の先にある本殿は巧みな装飾が至る所に施されていて、荘厳な雰囲気を醸し出しています。本殿の左右には樹齢約1000年の「冨士太郎杉」と「夫婦ヒノキ」のご神木があり、自然と歴史の神秘が感じられます。

年始に河口湖を訪れた際には、北口本宮冨士浅間神社で初詣をして、富士山のパワーで1年の英気を養ってみてください。

北口本宮冨士浅間神社

  • 住所 山梨県富士吉田市上吉田5558
  • TEL 0555-22-0221
  • 駐車場 あり(無料・約100台)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICから5分
  • 料金 無料
  • 定休日 無休
  • 窓口時間 8:30~17:00

大池公園

富士吉田から河口湖の「大池公園」に向かいます。
大池公園は河口湖の南北を結ぶ唯一の橋、「河口湖大橋」の南端近くにあり、富士山と河口湖の美しい景色を見ながら豊かな自然に囲まれた河口湖畔の遊歩道を散歩することができます。

また、周辺にはハーブ庭園が美しい「河口湖ハーブ館」や山梨の宝石2000点が展示されている「山梨宝石博物館」、アンティークなおもちゃを展示している「河口湖おもちゃ美術館 ~NOSTALGIC TOYS MUSEUM~」などがあり、見どころ満載です。飲食店も多いので、ランチや夕食をとるのにもぴったりのエリアといえます。

公園には大型の駐車場が併設されているので、そこに車をとめて付近の観光スポットを巡ってみてください。

大池公園

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-2番地先
  • 駐車場 あり(無料・約160台)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICから5分
  • 料金 無料
  • 定休日 無休
  • 営業時間 24時間

河口湖冬花火

大池公園周辺で観光した後は、河口湖の冬の風物詩「河口湖冬花火」を鑑賞しましょう。
花火といえば夏のイメージがありますが、澄んだ冬の空に輝く花火も魅力たっぷりです。
大池公園が打ち上げ会場の一つになっており、公園周辺からは迫力満点の花火を間近に見ることができます。

河口湖冬花火は約1か月間、毎週土日に打ち上げられます。1日限りの花火大会ではないので、楽しめる期間が長く、旅行のスケジュールも合わせやすくなっています。

河口湖冬花火についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「河口湖冬花火 冬の夜空を彩る人気イベントをご紹介」

河口湖冬花火

  • 打ち上げ場所 大池公園(メイン会場)、畳岩、八木崎公園
  • TEL 富士河口湖町観光課 0555-72-3168(平日のみ)
  • 開催日程 
  • 2025年1月25日(土)~2月23日(日/富士山の日)
  • 開催時間 20:00から20分間
  • 駐車場 無料(混雑するので要注意)

冬の河口湖観光 富士山の景色を楽しむモデルコ―ス&スポット

冬の河口湖は晴天率が高く空気が澄んでいるため、美しい富士山を見れる確率が格段に上がります。冬は富士山を見るのに最適な季節と言っても過言ではありません。
河口湖周辺の富士山の眺望スポットを巡るモデルコ―スをご紹介します。

【コース】河口湖IC→大石公園→河口浅間神社・富士山遥拝所→産屋ヶ崎→山中湖(ダイヤモンド富士)→山中湖IC

大石公園

まずは河口湖北岸の「大石公園」からスタートです。
大石公園は富士山を河口湖越しに裾野まではっきりと見渡すことができるため、河口湖でも有数の絶景スポット・撮影スポットとして人気があり、平日や休日を問わず多くの人が訪れます。

春から秋にかけては季節の花々が咲き誇る花の名所として知られていますが、冬に花は咲いていません。しかしその分、富士山だけにフォーカスを当てて景色を楽しめるかもしれません。

園内には、地場産品を扱うお土産ショップやカフェ、レストランがある「河口湖自然生活館」が併設されているので、公園で雄大な景色を満喫した後は、ランチをしたりお土産を選んだりしてみてください。

大石公園についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「河口湖の大石公園を紹介!観光で訪れたい富士山と花の名所!」

大石公園(河口湖自然生活館)

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
  • TEL 0555-76-8230
  • 駐車場 あり(無料)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICより約15分
  • 料金 無料
  • 定休日 年中無休
  • 営業時間 9:00~18:00(冬季11月~3月は17:30まで)

河口浅間神社・富士山遥拝所

大石公園の後は河口地区の山沿いにある「河口浅間神社」に向かいましょう。
河口浅間神社は富士山の構成資産として世界遺産に登録されていて、西暦865年に富士山の噴火を鎮めるために建立されたと言われています。
境内には山梨県天然記念物である樹齢1200年の「七本杉」や古代の遺跡などが残されていて、歴史を感じさせる厳かな空気が流れています。
神社に関連する名勝が多くあり、見どころが多い神社です。
中でも神社の末社がある「母の白滝」では冬になると落差15mほどの滝が全面凍結し氷瀑が現れることがあります。この神秘的な光景はニュースにも取り上げられるほど毎年話題になります。
河口浅間神社から車で約5分山を登ると「富士山遥拝所」に到着します。
遥拝所とは、その名の通り富士山を遥か遠くから拝むための場所です。河口浅間神社では、富士山をご神体として祀っているため、ご神体を拝む場所として遥拝所が設置されています。
富士山遥拝所にある「天空の鳥居」越しに望む富士山と河口湖は最高の眺めです。
ついついカメラで撮影したくなりますが、スマホ以外での撮影には料金が発生するのでご注意ください。

河口浅間神社

  • 住所 山梨県南都留群富士河口湖町河口1番地
  • TEL  0555-76-7186
  • 駐車場 あり(無料)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICより約10分
  • 料金 無料
  • 定休日 無休
  • 営業時間 24時間(24時間職員がいるわけではありません)

富士山遥拝所

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口1119−2
  • TEL  0555-76-7186
  • 駐車場 あり(無料・約10台)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICより約15分
  • 料金 入場料100円 カメラ撮影は別途料金
  • 定休日 無休
  • 営業時間 9:00~16:00

産屋ヶ崎

次は河口湖を南下して「産屋ヶ崎」へと向かいます。
産屋ヶ崎は富士山が河口湖の湖面に写る「逆さ富士」のスポットとして有名です。
天気が良く風がない日であれば1年中見ることができる景色ですが、雪化粧をした逆さ富士は見ごたえ抜群です。
逆さ富士が見れない日でも、開放感あふれる富士山を望むことができるほか、河口湖の象徴といえる河口湖大橋が対岸へ伸びる景色を楽しめるのもポイントです。

産屋ヶ崎をさらに南に進むと、ホテルや飲食店が立ち並ぶ船津地区が見えてきます。
富士山の眺望がすばらしい山の上に向かうロープウェイや河口湖を周遊する遊覧船の乗り場があり、河口湖の観光には外せないエリアです。
時間に余裕がある方はぜひ立ち寄ってみてください。

産屋ヶ崎

  • 住所 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川10付近
  • 駐車場 あり(無料・約20台)
  • アクセス 中央自動車道河口湖ICより約5分
  • 料金 無料
  • 定休日 無休
  • 営業時間 24時間

ダイヤモンド富士

河口湖を離れ、国道を通って山中湖へと向かいます。
このコースの締めは山中湖の冬の風物詩「ダイヤモンド富士」です。
ダイヤモンド富士は富士山の山頂と太陽が重なる現象で10月から2月にかけて観測できます。
山中湖のダイヤモンド富士は太陽が沈むときに見ることができ、シーズン中は多くの見物客やカメラマンで賑わいます。
中でも、比較的天候が安定している2月は観測できる確率が高く、毎年2月1~22日には「富士ダイヤモンドウィークス」という期間が設けられ、様々なイベントが開催されます。

山中湖のダイヤモンド富士についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ダイヤモンド富士が観測できる場所や日時をしっかりと確認した上でお越しください。
「ダイヤモンド富士の聖地・山中湖へ幻想的な絶景を見に行こう!」

冬の富士五湖観光におすすめのスポットとイベント

富士五湖周辺で開催される冬の魅力がたくさん詰まったおすすめのスポットやイベントをご紹介します。

山中湖

山中湖はどんなところ?
山中湖は富士五湖の東端に位置し、富士五湖の中で最も標高が高い湖です。
東富士五湖道路という高速道路も通っているほか、河口湖から車で約20分ほどで到着するので、アクセスが便利なエリアと言えますが、冬は最低気温がマイナス10度を下回ることもあるほど寒さが厳しく、河口湖などに比べると雪が多く降ります。
防寒対策やスタッドレスタイヤの装着など河口湖以上に寒さへの対策を行った上でお越しください。
山中湖周辺は大自然に囲まれながらも、富士五湖では河口湖に次いで観光開発が進んでおり、ホテルやロッジ、グランピング施設、飲食店が点在しています。雄大な自然を活用した観光スポットが多くあるので、多くの観光客で賑わっているエリアです。

山中湖の魅力
山中湖は富士五湖の中で最も富士山に近く、最も面積が大きい湖です。
山中湖からの迫力満点でダイナミックな富士山は訪れる人々を魅了しています。

夕日と富士山頂が重なる「ダイヤモンド富士」や冬の朝日が冠雪した富士山を赤く染める「紅富士」といった光景は冬の山中湖ならではの絶景です。寒さが厳しく空気が澄んでいる冬の山中湖は富士山の絶景の宝庫と言っても過言ではありません。
雪が積もると、山中湖一帯が白銀の世界となり幻想的な景色が広がります。
夜の星空も山中湖の大きな魅力です。高台の街明かりから離れた場所では、富士山のシルエットを見ながら星空観察や星空撮影をすることができます。
山中湖の冬のイベント
山中湖では、イルミネーションなど冬らしいイベントが開催されています。
2月のダイヤモンド富士ウィークスの目玉ともいえるイベント「山中湖アイスキャンドルフェスティバル」では、氷で作成したアイスキャンドルに灯が燈り、富士山を背景に打ち上げ花火が上がります。
当日、チャッカマンを持参すればキャンドルの点灯に参加できるので、幻想的な雰囲気を思う存分味わってみてください。

さらに、山中湖花の都公園で開催される「山中湖イルミネーションファンタジウム」も山中湖を代表する冬の祭典として人気があります。
春から秋にかけて富士五湖屈指の花の名所である山中湖花の都公園の広大な敷地内にイルミネーションが展示されるイベントです。
外で冷えた体を公園内の温室で飲食しながら温めることができるので、寒さが苦手な方でも快適にイルミネーションを楽しむことができます。

富士五湖の冬のイベントについてはこちらで開催日時など詳しく紹介しています。
「富士五湖の冬のイベント【2024年12月~2025年2月】」

富士緑の休暇村

首都圏からであれば、日帰りでも十分お出かけできる富士五湖エリアですが、泊りがけの旅程を組めば、夜のイベントに参加したり朝の絶景を楽しみやすくなり、富士五湖の魅力をより多く味わうことができます。
富士五湖での宿泊には「富士緑の休暇村」がおすすめです。
富士緑の休暇村は鳴沢村の富士山麓にある大型宿泊施設で、富士五湖のほぼ中央部に位置しているので、富士五湖や富士山観光を楽しむ際におすすめの宿泊施設です。
料理や部屋の広さなどを選べる様々な宿泊プランが用意されていますので、旅の目的や人数に合わせて利用しやすくなっています。
富士山を望めるお部屋があるほか、露天風呂や食堂からも富士山を見ることができるので、富士山がよく見える冬には特におすすめの宿泊施設です。

富士緑の休暇村

  • 住所 山梨県南都留郡鳴沢村字ジラゴンノ8532-5
  • TEL 0555-85-2236
  • 駐車場 普通車130台
  • アクセス
  • 【車】中央自動車道河口湖ICから車で約10分
  • 【公共交通機関】富士急行線河口湖駅よりバスで約20分(無料送迎バスあり)
  • URL https://www.kyukamura.jp/

冬以外の河口湖の魅力 季節ごとの楽しみ方をご紹介

河口湖は1年を通して様々な楽しみ方ができるエリアです。
冬だけでなく、夏など他の季節に河口湖を訪れる際の見どころをご紹介します。

春の河口湖観光

寒さが苦手な方は暖かくなってくる春に河口湖を訪れてはいかがでしょうか。
河口湖は桜の名所として知られており、富士山と河口湖と桜という絶景が楽しめるスポットがたくさんあります。
さらに、桜にちなんだお祭りやイベントも開催されるので、ぜひ春の河口湖を満喫してください。
桜の見ごろが終わる5月頃には新緑の季節が始まります。鮮やかな緑と雪が残る富士山のコントラストも必見です。

河口湖そして富士五湖の春の観光スポットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「富士山麓で春の観光を満喫!おすすめスポットとモデルコース」

夏の河口湖観光

夏は河口湖観光の最盛期です。
標高が高く都市部よりも涼しい河口湖は避暑地として人気が高く、観光だけでなくキャンプやスポーツなどレジャー目的での利用も増えます。

河口湖有数の観光スポットとして知られる大石公園と八木崎公園のラベンダーの見ごろである6月下旬から7月中旬にかけて開催される「河口湖ハーブフェスティバル」は河口湖の夏の風物詩として、毎年多くの人で賑わうイベントです。
さらに、花火大会や夏祭りなど河口湖周辺では夏のイベントが目白押しです。

子供たちと一緒に夏の河口湖を堪能したい方はこちらの記事をご覧ください。
「夏休みは河口湖観光!子供と楽しめるおすすめスポット」

また、例年7月に入ると富士山が開山し、富士登山の拠点として河口湖には多くの登山客が訪れます。9月ごろまで富士登山シーズンが続き、期間中は富士登山や富士山信仰にまつわる祭典が数多く執り行われます。
富士登山についてはこちらの各記事で紹介しています。
「富士山の登山に最適な服装は? 富士登山するなら知っておきたい装備」
「富士山の登山ルート4つと秘密ルート! 魅力や難易度を紹介」

秋の河口湖観光

河口湖の紅葉は全国的に有名です。
河口湖には富士山と紅葉を一度に楽しめるスポットが多くあり、その一つである河口湖北部の「もみじ回廊」では紅葉の見ごろである11月に「富士河口湖紅葉まつり」が開催されます。
夕方から夜にかけてはライトアップが行われ、幻想的なもみじ並木を楽しめます。

河口湖と富士五湖の紅葉スポットについてはこちらの記事で紹介しています。
「富士山ともみじを同時に楽しむなら? 紅葉おすすめスポット8選」

関連施設

ふじてんスノーリゾート

ふじてんスノーリゾート

都心から90分、雄大な富士山をバックにスキーやスノーボードが楽しめます。7つのコースには種類豊富なアイテムが揃っており、初心者も上級者も大満足の本格スキー場。雪遊びやそり遊びエリアも常設されているので小さなお子様連れのファミリーにもおすすめです。

富士眺望の湯ゆらり

富士眺望の湯ゆらり

眼前に広がる雄大な富士山の眺めを楽しめる日帰り温泉です。開放感抜群の「霊峰露天風呂」や溶岩洞穴を模した「洞窟風呂」など、富士山の眺望と趣向を凝らした16種類のお風呂が楽しめます。

富士すばるランド

富士すばるランド

富士山の大自然に囲まれた、家族で楽しむテーマパークです。園内には、数十種類アトラクションやアスレチックが楽しめる「フォレストぱーく」、レンタル犬と触れ合える「ドギーパーク」、キャンプやイベント満載の「FUN OUT! PARK FUJI」など、子供から大人まで1日中満喫できる遊び場です。

富士緑の休暇村

富士緑の休暇村

富士山観光の拠点としてご利用いただける大型宿泊施設。人工芝グラウンド2面をはじめ、体育館やフットサルコート、セミナー室を完備した総合レクリエーション施設として合宿や各種研修などに利用できます。河口湖方面にも本栖湖方面にもアクセス抜群です。

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