施設の概要と魅力
西湖いやしの里根場は富士五湖のひとつ「西湖」近くの根場地区にある日本の原風景が広がる観光スポットです。かつて土砂災害で失われた茅葺屋根の集落が復元されており、四季折々の富士山と織りなす情緒たっぷりの光景を楽しめます。施設内では、お香作りなどの伝統工芸や着付けを体験できるほか、食事処で山梨県の郷土料理や手作りのスイーツを味わうこともできます。
注目ポイント

茅葺屋根の集落と富士山が織りなす景色

伝統工芸のものづくり体験や着付け体験ができる

山梨の郷土料理や手作りスイーツを味わう
施設の詳細情報
- 施設名:西湖いやしの里根場
- 所在地:〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710
- アクセス:
【公共交通機関】
富士急行線河口湖駅から西湖周遊バス乗車「西湖いやしの里根場」バス停で下車
【車】
中央自動車道河口湖ICから約30分
【駐車場】
無料(約120台) - 施設の特徴・内容:
【富士山と茅葺屋根の集落が織りなす光景】
雄大な富士山をバックに茅葺屋根の建物が立ち並び、昔懐かしい日本の農村風景を思わせる情緒たっぷりの光景が広がっている。桜、紅葉、雪景色など季節ごとに違った姿が楽しめるのも魅力。
【土砂災害で失われた根場集落を復元】
茅葺屋根の集落は、1966年の土砂災害で被害を受けた「根場集落」を復元したもの。被災から復興に至る様子や被災前の暮らしに関する展示が数多くあり、歴史・文化・防災など様々な視点で見学できる。中でも、災害による倒壊を免れた貴重な建物「旧渡辺家住宅」には当時の暮らしぶりが色濃く残されており、2011年には国の登録有形文化財に指定された。
【日本の伝統工芸を体験】
施設内には日本の伝統工芸が体験できる工房があり、工芸品を実際に作ることができる。また、着物の着付け体験と伝統衣装の貸し出しも行っている。
おすすめの体験・アクティビティ
- 伝統工芸体験で思い出の品を作る:
匂い袋や煉り香(ねりこう)作り、シルク製のきんちゃく袋への色付け、素焼きの焼き物の絵付けなどが体験できるので、旅の記念にぜひ参加してみてください。家族やカップルでお揃いをものを作ると富士山観光の良い思い出になるかもしれません。 - 伝統衣装で施設内を散策:
100種類以上の衣装から着物や鎧兜をレンタルして、身にまとうことができます。お殿様やお姫様、忍者になりきって施設内を散策したり、富士山を背景に写真を撮ることも可能です。 - 砂防資料館を見学:
かつて根場地区を襲った土砂災害についての資料が多数展示されています。災害の様子や復興の過程を学ぶことができ、防災意識を高めるよいきっかけにもなります。 - 郷土料理や新鮮な食材に舌鼓:
施設内には食事処が2軒、甘味処が1軒あります。山梨の郷土料理「ほうとう」や富士山の天然水を使った手打ちそば、敷地内で栽培された旬の野菜を使ったカレーなどに加え、手作りスイーツも味わえます。 - 【春】4月中旬から5月上旬には施設内のしだれ桜が見頃を迎え、富士山と桜のコラボが楽しめる。
- 【夏】標高900mに位置しているため、真夏でも心地よい風が吹く。
- 【秋】施設内のモミジやイチョウが鮮やかに紅葉し、フォトジェニックな光景が広がる。
- 【冬】冠雪した富士山をバックに、幻想的な雪景色を楽しめる日も。
施設の設備
- 総合案内所(施設内や周辺の観光案内に加え、車いすの貸し出しも行っている)
- お土産ショップ(「特産品加工所」「おもいで屋」の2か所ある)
- トイレ
- 休憩スペース
特別なサービス
- いやしの里のひな祭り
3月3日のひな祭り前後に開催され、200体以上のひな人形が並ぶ圧巻の光景を楽しめる。 - いやしの里の端午の節句
5月5日の端午の節句前後に開催され、豪華な鎧兜などが展示される他、鯉のぼりも設置される。 - 工芸品や絵画の展示
施設内の随所に富士北麓地域にゆかりのある画家や工芸家のバラエティに富んだ作品が展示されており、一部の作品は購入することもできる。期間限定の企画展も随時開催されている。
利用方法・料金
- 営業時間・定休日:
- 【営業時間】
- 3月〜11月 9:00〜17:00(最終入場16:30)
- 12月〜2月 9:30〜16:30(最終入場16:00)
- 【定休日】年中無休(臨時休館あり)
- 入場料:
- 大人(高校生以上)500円 小人(小・中学生) 250円
周辺情報
- モデルコース:
- 午前 西湖いやしの里根場で絶景を堪能・伝統工芸を体験
- 昼 西湖いやしの里根場の食事処で昼食
- 午後 西湖根場浜でのんびり過ごした後、富士眺望の湯ゆらりで汗を流す
- 近隣の観光地:
- 西湖根場浜
西湖越しに青木ヶ原樹海と富士山を望めるスポット。水辺まで車で入ることができる。(車で2分) - 富士眺望の湯ゆらり
富士山の絶景露天風呂をはじめ、内湯やサウナもある日帰り温泉施設。食事処も併設。(車で13分)
詳しくはこちらから
訪れる前に知っておきたいポイント
- 注意点:
- 標高が高い寒冷地のため、冬に訪れる際はしっかりとした防寒と車の滑り止めが必要です。
- 周辺の道路は観光客が多いため、車の運転には十分ご注意ください。
- アドバイス:
- 混雑を避け、落ち着いて見学したい場合は平日の午前中に訪れることをおすすめします。
- 施設内は坂になっており、移動は徒歩になるので、歩きやすい靴・服装でお越しください。









