夏の御中道をトレッキングしながら楽しめる、様々な高山植物

御中道付近から四合目付近の林の中に多く、場所によっては大きな群れになって生息しています。

木の高さは1m前後のものが多く、北風の厳しい場所で時間をかけてゆっくりと成長し、淡いピンク色の花を咲かせます。

山麓で見られるイタドリは、背が高く茎が直径1cm以上ありますが、五合目周辺のイタドリは背が低く、茎が細いです。

森林限界付近から上の砂地に生え、黄色を帯びた白色の花が茎や枝先に集まって咲きます。

富士山の唯一の固有種です。茎の上部に咲く花は純白で、冬でも葉を枯らさない珍しい高山植物でもあります。

イタドリの高山形です。花は紅色で、満開のときは全株が紅色に見えます。

名前の由来は、花の色と根が木綿の繊維状であることからつけられました。