今年も富士山の初冠雪のニュースが届く季節になりました。
夏から秋にかけて富士山の最も分かりやすい変化といえば、富士山の山頂付近がうっすらと雪化粧をする様で、日本一の高さを誇る富士山に一足早い冬の訪れを告げる初冠雪。
ところで、初冠雪には定義があるって知っていますか?
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富士山の初冠雪とは

そもそも気象庁では、初冠雪の定義を「8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること」としており、さらに富士山の場合、「富士山特別地域気象観測所の日平均気温の最高値が出現した日以降に、初めて冠雪を観測した日」とされています。
富士山の初冠雪は100年以上前の1894年から山梨県の甲府地方気象台が発表しています。

参考:季節現象 | 気象庁→

初冠雪の平年っていつ?

ニュースで見聞きする「平年より〇日早い」や「平年より〇日遅い」この基準をご存じですか?
甲府地方気象台によると、富士山の初冠雪の平年は10月2日。1991年~2020年の間の初冠雪を観測した日から算出しており、2025年の場合、富士山初冠雪は10月23日に観測されたので、平年より21日遅いということになります。

富士山初冠雪の記録

富士山が初冠雪した最も早い年と遅い年はいつでしょう。
甲府地方気象台が観測を開始して以降、最も早く発表されたのは2008年。今から15年ほど前の出来事で、なんと登山シーズン真っただ中の8月9日でした。ちなみに8月に初冠雪が確認されたのは2008年を含め1914年、1935年、1994年の4回です。
反対に最も遅いのは2024年で、11月7日でした。それ以前は1956年と2016年の10月26日で、富士山の初冠雪が極端に遅れるということはありませんでしたが、2024年は11月に入っても初冠雪の便りはなく、約130年間の観測史上、最も遅い記録を更新しました。
また、2021年には、富士山の初冠雪が9月7日に発表されたものの、9月20日に富士山頂付近の気温が1年の最高値を記録したため、9月26日に見直され「幻の初冠雪」となりました。

過去10年の初冠雪観測日

2025年 10月23日
2024年 11月7日(最も遅い観測日)
2023年 10月5日
2022年 9月30日
2021年 9月26日
2020年 9月28日
2019年 10月22日
2018年 9月26日
2017年 10月23日
2016年 10月26日

参考:2025年富士山の初冠雪について|甲府地方気象台→

2025年10月23日(木)精進湖畔より

10月23日(木)7:59、甲府地方気象台は富士山の初冠雪を発表

2025年10月22日(水)鳴沢村・富士レイクサイドカントリー俱楽部より

10月22日(水)17:30現在、甲府気象台からの発表はありません。

2024年11月7日(木)河口湖駅前より

富士山の初冠雪と初雪、初雪化粧の違い

毎年冬になると「初雪」や「初冠雪」という言葉を聞きますよね。この2つの言葉、似ていますが観測する状況が違います。

初雪とは?

初冠雪は、山麓から見て山頂付近が雪などで白く見えることを指す一方、気象庁によると初雪は「8月1日から翌年の7月31日までに初めて降る雪。みぞれでもよい。」ということです。
富士山でも過去に初雪を確認していましたが、富士山の山頂は実に1年のうち300日以上も雪が積もっているため、どのタイミングを初雪とするか分かりずらく、2004年に富士山の初雪観測は終了しています。

初雪化粧とは?

富士山には、初冠雪とは別に「富士山初雪化粧宣言」があるのをご存じですか?
これは山梨県富士吉田市の富士山課が独自に確認しているもので、2006年から発表しています。
これまで一番早く発表された初雪化粧宣言は2021年で9月7日。反対に一番遅かった年は2024年で、初冠雪発表前の11月6日です。

過去10年の初雪化粧宣言

2025年 10月23日
2024年 11月6日(最も遅い観測日)
2023年 10月5日
2022年 9月30日
2021年 9月7日(最も早い観測日)
2020年 9月21日
2019年 10月23日
2018年 10月15日
2017年 10月26日
2016年 9月25日

参考:2025年富士山初雪化粧宣言|富士吉田市公式ホームページ→

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富士眺望の湯ゆらり

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  • TEL:0555-85-3126
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  • 【平日】大人1,400円、大人(19:00以降)1,200円、子ども750円
  • 【土日祝日】大人1,700円、大人(19:00以降)1,500円、子ども800円
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  • 定休日:-
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  • 【車】中央自動車道河口湖ICより車で約10分
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